遠い遠い国再訪

gakus2004-07-05

 吹替版で「シュレック2」を観た。字幕版に続いて2度目だが、2度観てもやはり面白い。関西弁のシュレックに眉をひそめる向きもいるが、これはこれで良いと思う。“(ギャグが)すべったかな?”と照れ笑いするシュレック、それなりに愛嬌があります。

 ディズニーアニメの吹替版ではミュージカルシーンで歌われる歌も日本語役で吹替えられるが、本作も同様である。『ヒーロー』は、しっかり日本語訳で歌われていたけれど、麻倉未希のカバーとは違っていた。当然か…。『アチチ(正式タイトル忘れた…)』は竹中直人山寺宏一が、郷ひろみバージョンの日本語ではなく、リッキー某の歌う詞と一緒で、息の合った掛け合いを聴かせる。

 挿入歌がしっかりフィーチャーされている映画だから、こちらも吹替になってたらどうしよう…という不安もあったが、“♪へ、へ、へ、へ、変化〜♪”とはなっておらずオリジナルのままでホッとした。デビッド・ボウイ、ちゃんとデュエットしていました。ただ、キーが低いのか、オリジナルのようなシャウトは聴けず。

 写真はスライ&ザ・ファミリーストーン/SLY & THE FAMILY STONE、1968年の傑作アルバム『DANCE TO THE MUSIC』。「シュレック」のDVDには隠しコマンド映像が収録されており、そこではこのタイトル曲を中心にしたオマケのミュージカルシーンが楽しめる。シュレックが歌う『素顔のままで』(ビリー・ジョエル)、フィオナ姫の『ライク・ア・ヴァージン』などがメドレーになっているが、フィオナが歌うということはキャメロン・ディアスが歌っているということで、キャメロンといえば「ベスト・フレンズ・ウェディング」「普通じゃない」でオンチは証明済み。実際ここでもそれほど上手ではないが、もっとヘタだったような気が…。これホントに本人か!?