大人のムード台無し!?
ブルース・ウィリス主演のブラック・コメディー、「隣のヒットマン」の続編にあたる「隣のヒットマンズ/全弾発射」を観る。
ウィリスふんする殺し屋や、気弱な歯科医、前作で彼と結ばれた殺し屋の前妻など、一作目のメンツが再登場。前作で、彼らによって投獄されたマフィアのボスが出所し、復讐に乗り出したことから、物語はブラックな笑いとともに転がっていく。イキなセリフのオモシロさは、前作と同様に大人向けの笑い。
ラテンやジャズのファンキーなメロディーのフィーチャーもスタイリッシュなアダルト狙いで、この映画ではロックは聴けないだろうな…と思いきや、大団円には何と、ブラック・レベル・モーターサイクル・クラブ/BLAC REBEL MOTORCYCLE CLUBの『WE'RE ALL IN LOVE』が、ガーンと鳴り響いてビックリした。大好きな曲だから、それはそれで興奮したのだが、歪んだギターノイズにエイト・ビートじゃあ、それまで起用されていたナンバーとは水と油。音だけ聴いていれば、ノリの違いは一目瞭然である。随分、思い切ったことをするなあ…。
ジャケはもちろん、この曲のシングル盤。昨年発表されたムチャクチャかっこいい2NDアルバム『TAKE THEM ON, ON YOUR OWN』からの2枚目のシングルカット・ナンバー。
- 出版社/メーカー: 日活
- 発売日: 2005/03/11
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