甦るカート

gakus2005-05-11

 今日から始まったカンヌ映画祭で、ガス・ヴァン・サントの新作「LAST DAYS」が上映される。これはカート・コバーンをモデルにしたミュージシャンのドラマで、「ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ」のマイケル・ピットが主人公を演じている(そういえば「ヘドウィグ」でも成り上がりロックスターを演じていた)。ガス・ヴァン・サントのことだから、かなりドライなタッチの作品となっていると思うのだが…。アメリカでもまだ上映されていないので、今のところ評判はまったく聞こえてこないが楽しみな一本です。

 オフィシャルサイトは今のところ、先行して上映されるフランスのバージョンオンリー。サントラ関連の情報を調べてみたが、フランス語だからよくわからん…。ニルヴァーナはおそらく使われてはいないだろう。主演のマイケル・ピットによるアコギの枯れたタッチのナンバーの他に、ヴェルヴェット・アンダーグランドの『VENUS IN FURS』が使用されているとか。それだけでも荒涼とした雰囲気が予想できる。

 予告編を観てみたら、女性用のスリップを着たピットが猟銃を持ってウロウロしているシーンが。観るのが怖いような。ソニック・ユースのキム・ゴードンも出演している模様。以下、フランスのオフィシャルサイトですが、ここで観れます。
http://www.mk2.com/
 「エレファント」の時のように、日本公開まで一年ほど待たされるのだろうか…。