サントラ騒動

gakus2005-05-30

 いつもなら早朝には確定しているはずの先週末の全米興行収入チャートだが、昼過ぎても確定せず。日計のチャートを見てみると、依然好調の「スター・ウォーズ/エピソードⅢ」とドリームワークスのCGアニメ「マダガスカル」の日曜の集計がまだ出ていない。この2作、金・土とけっこう接戦を演じているようなので、その影響(数字の操作!?)があったかどうかは知らないが、夜になってようやく確定。「スター・ウォーズ」が2週連続のトップとなったようです。

 実は、金曜日の日計チャートでは、この2作をしのいで、アダム・サンドラー主演のコメディー「ロンゲスト・ヤード」(またまたロバート・アルドリッジ作品のリメイク!)が1位になっていて、「スター・ウォーズ」は早くも陥落か!?と思ったが、週末トータルでは第3位に落ち着いた。瞬間風速だけでも「スター・ウォーズ」をしのいだのは、たいしたものだが、2日目以降の落ち込みが気になる。オバカ系コメディーにはありがちな数字の落し方なので、ひょっとしてコレもオバカ映画か!?と不安になったり、楽しみになったり…。

 で、この「ロンゲスト・ヤード」のサントラだが、映画を観てCDを購入しようとした人たちの不評を買っている。というのも、劇中で印象的な使われ方をしているのはCCRやAC/DC、ノーマン・グリーンバウム、レイナード・スキナードなどの70年代ロックだが、サントラはなぜかヒップホップ系アーティストの曲でビッシリ固められているから。しかもこのCDのジャケット、ポスター・ビジュアルとのギャップがあり、とてもアダム・サンドラー主演の作品とは思えない…。↓

 ジャケはCCR、1970年のアルバム『COSMO'S FACTORY』。彼らのどの曲が映画で使用されているかはわからないが、燃える曲の多いこのアルバムからなら嬉しいな、と…。