ガンボ!
先週のLA出張時に、向こうのエンタメ雑誌で「MAKE IT FUNKY」なる映画の存在を知った。LAではチャイニーズ・シアターでのみの公開で、時間があれば行こうと思っていたが、叶わず。無念。
「MAKE IT FUNKY」はコンサート・フィルムで、ニューオリンズから派生したブラック・ミュージックを讃えた内容となっているらしい。アラン・トゥーサン、アーマ・トーマス、ネヴィル・ブラザースなどの、かの地出身のベテラン・アーティストに加えて、ボニー・レイットやキース・リチャーズのステージ・アクトも収められている。キースがボ・ディドリーの大ファンであることを思うと納得。楽天的で愛嬌があり、なおかつファンキーなニューオリンズ特有のサウンドを体感させるこの映画、どういうわけかIMDBには載っていなかった。はたして日本公開されるのだろうか?
LA滞在時、CNNでは20〜30分起きにハリケーン関連のニュースが流れ、いまだ尾を引くカトリーナの被害を伝えていた。この大惨事によってニューオリンズの文化的遺産が損なわれることがありませんよう。ジャケはネヴィル・ブラザースのアート・ネヴィルが在籍していたTHE METERS、1974年の名盤『REJUVENATION』。