ハリポタよりは面白い!?

gakus2007-05-01

 全米ナンバーワン・ヒット作、レニー・ハーリン監督によるVFXスリラー…にもかかわらず、日本ではDVDスルーとなる『THE COVENANT』(邦題『コベナント 幻魔降臨』)。観てみると確かに漫画的過ぎる気もするが、コレはコレで嫌いになれない。お話は、魔法使いの一族の血を引く5家族の、その末裔である4人のティーンエイジャーが、死に絶えたはずのもう一家族の末裔である男の子の邪悪な陰謀に遭遇する…というもの。魔法バトルはVFXが効いていて大スクリーンでみればそれなりに迫力があるだろうし、無名とはいえこれだけイケメンの若手俳優をそろえているなら商売になるような気もするが…。

 ティーンの映画なので、おそらく使われているのは若向けのロック&エレクトロニック系なんだろうけれど、まったく聴いたことがなかった。唯一わかったのは、ヒロインが主人公格の魔法少年とダンスするシーン、彼女がジュークボックスで選曲したJOAN JETT & THE BLACKHEATS『I LOVE ROCK'N'ROLL』ぐらい。このシーンのヒロイン(レニー・ゼルウィガーをかわいらしくしたようなローラ・ラムゼイ嬢)のダンスがエロくて良かったなあ…。

 ジャケはDATH FROM ABOVE 1979、2004年のアルバム『YOU'RE A WOMAN, I'M A MACHINE』。このジャケットが、なぜかヒロインが暮らす女子寮の壁に貼られていた。