飛行機はやっぱ怖い
昨年10月5日のエントリーでふれたけど、『スネーク・フライト』に続く作品として期待していた『PLANE DEAD』が、気づけば『デッド・フライト』の邦題でDVDになっていた! 旅客機内で起こるゾンビ・パニックを描いた、この映画もまた期待にたがわぬB級節炸裂の快作で、大いに楽しみました。
軍の化学実験用ウイルスに冒された死体が秘密裏に旅客機で移送され、その貨物室に眠っていた死体がアクシデントによって起き上がったことからパニックは広がる。中盤過ぎまでは、パニックは貨物室内で収まっているが、客室内に侵入してからはもう地獄絵図。乗客は次々と餌食になり、CAゾンビにミニスカ・ゾンビ、尼さんゾンビも出現し、ハラハラドキドキ(というよりゾンビ好きの自分にはワクワク)の展開に。「ハムナプトラ」「ヴァン・ヘルシング」などに出ている、けっこう好きな個性派俳優ケビン・J・オコナーが久しぶりに『ザ・グリード』級の活躍を見せているのも収穫。スティーブン・ソマーズ作品の常連俳優なんだけど、最近ソマーズが新作を撮っていないのでご無沙汰だったんですな。
音楽に関しては、とくに触れることはないけれど、一応、冒頭にモダン・ポップな主題歌、エンドクレジットでは打ち込み使用のエンディングテーマが流れる。この2曲を作ったのはBill GrainerというNYの新進シンガーソングライター。調べてみたら、『ドリームガールズ』でアカデミー助演女優賞を受賞したジェニファー・ハドソンの、この先にリリースされるシングル曲「STAND UP」を彼女と共作していることが判明。意外なところでセレブとつながっていた。ちなみに、この「STAND UP」はジェニファーのMySpaceで聴ける。
http://profile.myspace.com/index.cfm?fuseaction=user.viewprofile&friendid=22135156
ジャケは何も乗っけようがないけれど、とりあえず『ドリームガールズ』のサントラ。こんな映画に、こんなジャケの取り合わせ、それもまた良しということで…。
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- 発売日: 2007/03/21
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