青春の鬼門

gakus2009-02-10

 昨日に引き続きリメイク・ホラー。バレンタインデーにタイムリーに公開される『ブラッディ・バレンタイン3D』は1981年の『血のバレンタイン』のリメイク。そしてタイトルどおりの3D映画であります。

 炭鉱の町で起こった爆発事故で命の危機に瀕した炭鉱夫が、その原因を作った炭鉱の所有者に復讐すべく惨殺を繰り広げる。数年後、この街に所有者が戻ってくるが、時を同じくして再び惨劇が幕を開ける…。オリジナルにあった犯人探しの要素は希薄だが、ツルハシやら心臓やら眼球やらが目の前に飛びだしてくることにアトラクション的な楽しさを見てとれる。

 これも『13日の金曜日』同様、今風のロックが主体だが、はっきり認識できたのはNADA SURF“HYPERSPACE”ぐらい。若者たちが例の炭鉱の前でパーティーをしているのだが、そこでガンガン流れている。この曲の垢ぬけなさは、地方都市の色にマッチしていると思う。

 ジャケは1998年リリース、ナダ・サーフ、同曲を収めた2ndアルバム『THE PROXIMITY EFFECT』。