WILD WILD LIFE

gakus2009-04-29

 GW前のドタバタに追われているうちに、気がつけば今月はまだ更新していない…のはさすがにマズい。取り急ぎ、更新。

 LA出張で今日帰国したんだけど、現地では先週末の全米興行チャートで1位になったビヨンセアリ・ラーター共演のスリラー『OBSESSED』を見てきました。主人公は一応、イドリス・エルバふんする黒人のエグゼクティブ。彼に惚れた派遣社員のラーターが言い寄ってきて、ストーカーのごとくつきまとい、トイレで言い寄ってきたり、睡眠薬を盛られて強チンしたりで、妻子持ちのエルバにはイイ迷惑。挙句の果てにラーターは彼のホテルの部屋で自殺未遂を起こしてしまい、エルバはビヨンセふんする嫁に浮気を疑われ、幸福だった家庭は脆くも壊れてしまう。しかしビヨンセは、ラーターの嘘に気づくや彼女に宣戦布告してクライマックスはド派手なキャットファイト。とくにラーターは下着姿で大奮闘! 強引な展開は決して褒められた出来ではないけれど、現地の劇場内はヤンヤの盛り上がりでした。

 ラーターが最初にエルバに迫るのは社内のクリスマス・パーティのシーンで、そこで流れてるのが、お懐かしやTONE-LOCの”WILD THING"。ワイルド・シングって、映画の中身そのもののことだったのね…。ジャケは1989年リリース、この曲を収めたTONE-LOCの大ヒット・アルバム『LOC-ED AFTER DARK』。当時は、”腹から声を出さないラッパーって格好悪いよなあ”と思っていたが、いつの間にかそれが当たり前になったのは、この人が道を開いたからなのではないか、と考えている。

 ところで着陸後、検疫のため1時間以上機内で待たされる。豚インフルエンザ、大変なことになってきたな…。

追記
『OBSESSED』は『オブセッション 歪んだ愛の果て』の邦題でDVDリリース。