まだまだサーフィン

gakus2005-06-22

 6月2日の日記でサーフィン・ドキュメンタリー「ライディング・ジャイアンツ」について記したが、これ以外にも今夏はサーフィン映画が目白押し。

 「スプラウト」はサーファーたちのライフスタイルを、ミュージックビデオのような雰囲気で映し出した一編。ジャック・ジョンソンやマニー・マーク、トミー・ゲレロらによる特別編成のバンドが音楽を手がけ、スローモーションのサーフ・シーンにマッチした、ゆったりめのグルーヴ・チューンを全編に渡って聴かせていて、心地よい。また、東京ではすでに上映されているが、「サーフ・アドベンチャー」なる映画もあって、こちらはブラジルのサーファーたちが世界のサーフ・ポイントを渡り歩いて、最高の波を求めようとするもの。音楽はブラジル製のロックが中心なのだが、ハードコアなギターサウンドポルトガル語のシャウト風ボーカルが乗っているのは、なんだか新鮮。これ以外にも、「ビラボン・オデッセイ」なるドキュメンタリーも公開されるが、こちらは未見なので音楽は不明。

 こういうドキュメンタリーを観ると、サーファーたちが、いかに自由な思想を持っているのか、ということがよくわかるが、一方で“じゃあ、どうやって食ってるのか"という疑問が起こる。プロのサーファーならわかるが、そうでいない人間がサーフィンばかりやっていられるのは、いったいなぜなんでしょう…。

 ジャケにWEEZERのファーストを乗っけたのは、名曲『SURF WAX AMERICA』の歌詞を乗せたかったから。
 “君は仕事ために車に乗り、僕は波に乗る。君がガス欠になっても、僕はボードの上さ”