ロシア版「マトリックス」の怪

gakus2006-01-12

 ロシアで記録的な大ヒットを飛ばした「ナイトウォッチ」(4月公開)は、この世に潜む特殊な能力を持った人間=“異種”のあいだのバトルを描いたSFアクション。異種にも2種類あって、“光”の勢力と“闇”の勢力に分けられ、たがいに争っているという設定。スピーディーな展開、CGバリバリのアクションは、これまでのロシア映画のヘビーなイメージを一新するのでは。

 エンドロールではブレイヴァリー/THE BRAVERYの『FEARLESS』が使用され、おっと思ったが、宣伝の方の話では海外公開用に加えられたものとのこと。確かに、エンドクレジットにはこの曲名はなかった。

 で、後になって思い出したのだが、去年出たFEEDERのシングル『SHATTER』『TENDER』の2曲がエンディングで使用されると聞いた気が。調べてみると確かにそのよう。FEEDERのオフィシャルサイトで見ることができる同曲のPVでは劇中のシーンがフィーチャーされ、映画の見せ場のひとつである暴走バス回転シーンがパロディーにされていたりする(こちらでどうぞ→http://www.feederweb.com/music/new_releases/ )。海外版でも2種類存在する、ということだろうか…。

 ジャケは2005年リリース、THE BRAVERY『FERALESS』のシングル。昨年のフジロック・アフターのステージではラストに披露してました。