40でさらに惑いっぱなし
昨日に続いて「The 40-Year-Old Virgin」の音楽ネタを。
映画の中ほどに40歳・童貞の主人公アンディの部屋で、同僚ふたりがTVゲームをやってるシーンがあって、そのふたりが互いに“なぜお前がゲイだとわかったと思う?”と言い合っている描写がある。つまり、互いのゲイっぽいところを指摘し合っているのです。
“どうしてお前がゲイだとわかったと思う? コールドプレイが好きだからだよ”
“どうしてお前がゲイだとわかったと思う? 「メイド・イン・マンハッタン」を観てたからな”
という具合。で、そこにやってきた主人公アンディは、こう言われる。
“どうしてお前がゲイだとわかったと思う? エイジアのポスターを部屋に貼ってるからだ!”
そう、1980年代、必要以上に大げさななアレンジで産業ロックなどと呼ばれていた、あのバンド、エイジアです。ポスターの図柄は1stアルバムのジャケット(1982年リリース、画像参照)。うーん、確かに趣味は悪いけど、ゲイっぽいのか!?
ちなみに、このアルバム(『詠時感〜時へのロマン』という邦題がついていた)に収録されている最初のヒットシングル曲『HEAT OF THE MOMENT』がイントロからドーンとフィーチャーされたクライマックスは、懐かしさも手伝って、不覚にもちょっと熱くなってしまった。