待ってました

gakus2006-04-28

 「ロック、ストック&トゥー・スモーキング・バレルズ」「スナッチ」のプロデューサーで、ガイ・リッチーに見切りをつけた(?)マシュー・ヴォーンの監督デビュー作「レイヤー・ケーキ」が、ついに日本公開決定! 先述の2作のノリでフレンチ・フィルム・ノワールを作ったかのような映画。撮影時にはまだ新ジェームズ・ボンド役も決まっていなかったダニエル・クレイグが主人公にふんして、007の予行演習のような銃構えを見せているのも注目です。

 オープニングタイトルでフィーチャーされるのはCULT『SHE SELLS SANCTUARY』。車の疾走を俯瞰でとらえたスタイリッシュなシーン。また、クラブのシーンではSCISSOR SISTERSの『TITS ON THE RADIO』や、NEW ORDER『BLUE MONDAY』をサンプリングしたナンバーが聴こえてきた。なかなか多彩なセレクト。他の曲については、また後日記します。

 ジャケはSCISSOR SISTERS、先述の『TITS〜』収録、2004年リリースのセルフタイトル・アルバム。この映画は2004年の製作だから、ずいぶん早い段階でこのナンバーに目をつけたことになる。