禁デート・ムービー

　日本でも意外に人気がある（らしい）『セックス・アンド・ザ・シティ』の映画版が、８月に劇場公開される。自分はTVシリーズをまったく見ていなかったが、それでも親切な作りでドラマの大筋は理解できた。とはいえ、それが面白いと思えるかどうかは別問題。基本的に男性不在の物語なので、これはデート・ムービーとしてではなく、女性同士で見に行くのがよいのでは。女性の友情が根底にあるし、本筋とは関係ないファッション・ショー的シーンもたっぷりあるし。(だって２時間半もあるんだよ、コレ…)

　ジャケは最近、再発もされたDURAN DURANのアルバム『RIO』、1982年リリース。この映画の中で何かかかるわけではないが、サラ・ジェシカ・パーカーが引っ越しのためにモノを片付けてるシーンで、これやパット・ベネターのアルバム・ジャケがチラリと映る。この後、ヒロインと友人たち３人は片付けそっちのけで80'sの曲をかけて踊りまくった…なんてことがナレーションで語られていた。ちなみに実際にこのシーンで流れているのは、RUN DMCの"WALK THIS WAY"でした。