みんなアチョーだった時代
ドリームワークスが『シュレック』に続くシリーズ化を目論んでいるアニメーション『カンフーパンダ』(7月公開)。カンフー・オタクではあるものの無芸大食のパンダが、極悪武道家から村を救う救世主に選ばれてしまい、厳しいカンフーの修行を積むことになる…というお話。『酔拳』『蛇拳』のころのジャッキー・チェン映画をほうふつさせる師弟関係に、この辺の映画を見て育った世代としては嬉しくなった。ちなみにジャッキーは声優としてちょびっとだけ出演している。デブでぐうたらなパンダ役にはジャック・ブラック…って、ハマリ過ぎだ。
ところで、この映画の主題歌には、これまた懐かしいカール・ダグラス、1976年のヒット曲"KUNG FU FIGHTING"が使用されている。当時この手のブラック・ミュージックにまでカンフー・カルチャーが侵食していたのは、御大カーティス・メイフィールドが"KUNG FU"なんて曲を作っていたことからも明らか。何より、下の"KUNG FU FIGHTING"国内盤7インチのジャケが多くを物語っています。
言うまでもなく、ブルース・リーとこの曲はまったく関係なし。でも当時はこんなジャケのレコードが多種出回っていたんだよなあ、サントラでもないのに…。
ジャケはCARL DOUGLASのベスト盤CD。もちろん、"KUNG FU FIGHTING"も収録。
- アーティスト: Hans Zimmer,John Powell
- 出版社/メーカー: Dreamworks
- 発売日: 2008/06/03
- メディア: CD
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