みんなアチョーだった時代

gakus2008-06-20

 ドリームワークスが『シュレック』に続くシリーズ化を目論んでいるアニメーション『カンフーパンダ』(7月公開)。カンフー・オタクではあるものの無芸大食のパンダが、極悪武道家から村を救う救世主に選ばれてしまい、厳しいカンフーの修行を積むことになる…というお話。『酔拳』『蛇拳』のころのジャッキー・チェン映画をほうふつさせる師弟関係に、この辺の映画を見て育った世代としては嬉しくなった。ちなみにジャッキーは声優としてちょびっとだけ出演している。デブでぐうたらなパンダ役にはジャック・ブラック…って、ハマリ過ぎだ。

 ところで、この映画の主題歌には、これまた懐かしいカール・ダグラス、1976年のヒット曲"KUNG FU FIGHTING"が使用されている。当時この手のブラック・ミュージックにまでカンフー・カルチャーが侵食していたのは、御大カーティス・メイフィールドが"KUNG FU"なんて曲を作っていたことからも明らか。何より、下の"KUNG FU FIGHTING"国内盤7インチのジャケが多くを物語っています。

 言うまでもなく、ブルース・リーとこの曲はまったく関係なし。でも当時はこんなジャケのレコードが多種出回っていたんだよなあ、サントラでもないのに…。

 ジャケはCARL DOUGLASのベスト盤CD。もちろん、"KUNG FU FIGHTING"も収録。

Kung Fu Panda

Kung Fu Panda