社会復帰

gakus2004-08-24

 実家(秋田)での緩みきった夏休みを終え、仕事モードへ。「釣りバカ日誌」最新作が秋田を舞台にしているということで、地元の映画館でも先行上映していた。めったに映画を観ない父親も興味を抱いてるいるようで、ご当地映画というのは意外に侮れないものだなあ、と実感。

 気持ちを引き締めるBGMが欲しいと思い、CD2枚を購入。KASABIAN22-20s(写真)という、どちらもイギリス出身の新人で、シングルを何枚か聴いて気になっていたバンド。前者はグルーヴ感のあるインディー・ダンス系で、HAPPY MONDAYSあたりに似たロック感も少々あり。後者は逆にブルースを基調にしていて、ささくれ立ったギターの音を荒々しく聴かせる。そういえば後者のグループ名の由来が気になっていたのだが、ブルース・ムービー・プロジェクトの一本で、ヴィム・ヴェンダース監督作「ソウル・オブ・マン」(6月23日の日記参照)の中で『22-20'S BLUES』なるブルースの古典曲が演奏され、“これか!”と目からウロコだったことを思い出した。拳銃の一種のことを歌っていたはずです。

 タイプは違えど、どちらも不良感度が高い好みのタイプ。浜口親子じゃないけれど、“気合だー!”と思えるのが良い。

 以前、日記にも記しましたが、我が家にはTVアンテナがないので今年のオリンピック放映とは無縁の日々でしたが、田舎で初めて、1日だけではありますがオリンピックをTV観戦。「おしゃれ泥棒」のときのオードリー・ヘプパーンみたいな髪型をした黒人選手が、トップを行く日本人選手の背後からヒタヒタと後から迫ってくる女子マラソンの後半は、凡百のサスペンス映画よりもスリリングでした。