2005-05-01から1ヶ月間の記事一覧

ロックンロール・ハイスクール

日本映画「リンダ リンダ リンダ」(7月公開)は、高校時代のユルさとダサさと情けなさ、そして根拠のないアツさを思い出させてくれる、愛着のわく青春映画でした。 学園祭を目前にしてメンバーを欠いた軽音楽部の女の子バンドが、韓国からの留学生(ペ・ドゥ…

サントラ騒動

いつもなら早朝には確定しているはずの先週末の全米興行収入チャートだが、昼過ぎても確定せず。日計のチャートを見てみると、依然好調の「スター・ウォーズ/エピソードⅢ」とドリームワークスのCGアニメ「マダガスカル」の日曜の集計がまだ出ていない。こ…

★CD『A CERTAIN TRIGGER』MAXIMO PARK フジロックだったかサマソニか忘れたけれど、どっちかに出るはずのマキシモ・パーク。先月末に国内盤が、本国よりひと足早くリリースされていた、このファースト・アルバム。今月中旬にもめでたくイギリスでリリース…

からっぽの世代

NYパンクのドキュメンタリー映画「ブランク・ジェネレーション」がDVD化された。ライブ映像としてはかなり粗雑なので、DVD化とはいえクオリティが向上しているとは思えないが、併せて収録されているパティ・スミスのドキュメンタリーは未見なので、…

3大サマームービー

今年の夏休み映画は「スター・ウォーズ/エピソードⅢ」「宇宙戦争」の2大SF対決に「バットマン・ビギンズ」が加わって、なんとも賑やか。すでに全米で封切られている「エピソードⅢ」は公開3週目に突入し、早くも2億ドル突破がみえてきたというから、動…

マーク!

忙しさによるストレスか、たまに外に出るとCDをバカ買いしたくなる。というわけで今日はしこたま買い込んだが、まず聴いたのは本日リリースされた『ボーン・トゥ・ブギー』のサントラ盤。といっても、ほとんどの映画ファンには、なじみがないだろう。日本…

ニック・ケイヴと映画

映画ファンにはヴィム・ヴェンダース作品でおなじみのニック・ケイヴ&ザ・バッド・シーズ/NICK CAVE & THE BAD SEEDS。オリジナルアルバムには未収録のシングルのカップリング曲や、レアなナンバーを集めた彼らのCDボックスが、知らない間にリリースされ…

夏のベン

「ドッジボール」が公開中、「スタスキー&ハッチ」「隣のリッチマン」もレンタル中のベン・スティラーだが、今年はまだまだ出演作が観られる! というわけで、7月公開の「おまけつき新婚生活」のお話。 若夫婦が購入した念願のマイホームは、階上に老婆が住…

私の好きなイギリス映画 12

今日ネットで、チャンバワンバ/CHUMBAWAMBAが2年ほどまえにリリースしたDVD付きのアルバムを購入。こんなの出ていたとは、知らんかった…。『TUBTHUMPING』が大ヒットしたのは、もう数年前の話。その後メジャーとの契約を終えたものの、地道に活動を続けてい…

オアシス検索増加中

ここ10日ほど、“オアシス/OASIS”“バタフライ・エフェクト”の検索でやって来られる方が増えている。映画「バタフライ・エフェクト」は、そっちの方面から注目が集まっているのだろうか(詳しくは、2005年2月16日の日記を参照)。 ついでに、と言ってはなんだ…

今年のベストかも

日ごろ流血と汗とお色気が入り混じった悪趣味な映画にばかり執心している自分でも、年に1、2本は心から泣ける映画と出会ったりする。今日観た「Dear フランキー」が、まさにそうでした。 舞台はスコットランド北部の港町。聴覚障害によって言葉を話せない…

甦るカート

今日から始まったカンヌ映画祭で、ガス・ヴァン・サントの新作「LAST DAYS」が上映される。これはカート・コバーンをモデルにしたミュージシャンのドラマで、「ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ」のマイケル・ピットが主人公を演じている(そう…

ミックもいいけど…

1月10日の日記で記した、ミック・ジャガーがサントラに参加した「アルフィー」を観る。 1966年マイケル・ケイン主演による同名イギリス映画を、ジュード・ロウ主演でリメイクした恋愛コメディー。ジュードふんするプレイボーイが、派手な女性遍歴を重ねなが…

混沌とどまらず

このブログを始めてから一年が経過。日記すら続けられないのに、ここまで続いたのは好きなことをダラダラと書いてるというのもあるけれど、やはり見てくれている人がいるからでしょう。ともかく、感謝。 今日の発見。フジロックへの出演決定したニュー・オー…

★LP『UNDERCOVERED BY HEARTBEAT』CHERUBS 昨秋のデビューシングル『HEY BUNNY』のファンキーなニューウェイブ風サウンドにぶっ飛ばされ、先ごろのセカンドシングル『CLUB HOOLA HOOPS WALLS』のノイジーな爆走ビートに振り回され、期待をつのらせてのファ…

今週の愛聴盤

昨日のブロック・パーティーの来日公演は諸事情により、行けず。今年に入ってムダにしてしまったチケットは、これで3枚目。来月のリトル・バーリーは大丈夫か…。

殺し屋ティム

この夏の話題作「バットマン・ビギンズ」についてタラタラと調べていたら、ティム・ブースが殺し屋役でカメオ出演しているとの情報が! そう、マンチェの重鎮、JAMESのボーカリストだった、あの人です。 しかし殺し屋というイメージではないよなあ…。来日公…

あったかいブルース

国連本部内での史上初のロケ撮影が話題を呼んでいるポリティカル・サスペンス「ザ・インタープリター」のお話。 国連で演説を行なうアフリカ某国の独裁者の暗殺計画を知ってしまった、同国出身の女性通訳官(ニコール・キッドマン)が、この独裁者の警護にあ…

ど忘れ

友人のブログを見ていて、マドンナがデビューしたころの記述があり、ふと思い出し、気になりだしたら止まらなくなった。 「ブリジット・ジーョンズの日記/きれそうな私の12か月」の劇中、クイズ大会のシーンで、“マドンナのイギリスでのデヒュー曲は?"とい…

バットマンに屈折を…

昨日に続いて「バットマン」シリーズの話を。一作目こそプリンスのファンクが炸裂していたが、2作目はダニー・エルフマンのスコアをさらに大々的にフィーチャーし、エンディングはロックで締める、というパターンに。 第2作「バットマン・リターンズ」は最…

ジョーカー最高

GWにサマーシーズンの話をするのも何だが、仕事的に夏休み映画のことを考えないといけない時期。「スター・ウォーズ/エピソードⅢ」「宇宙戦争」と並び、注目されるのが「バットマン・ビギンズ」。というワケで、このGWは「バットマン」シリーズを久しぶ…

★LP『FUNERAL』THE ARCADE FIRE 異様なテンションを漲らせながらも哀感を漂わせるシングル『NEIGHBORHOOD』にガツンとやられ、期待しつつのアルバム購入。カナダ出身の7人組(のはず)。 いわゆるギターバンドには違いないんだけど、アコーディオンや弦楽器…