2004-11-01から1ヶ月間の記事一覧

ふう…

このところ、仕事がギッチギチでロクに更新もできず。実際、映画を観ている時間が作れない(フランツ・フェルディナンドは、しっかり観に行ってるクセに…)。そんなこんなで、次回更新を今週の後半まで、お休させていただきます。

スーパーヒーローに囲まれたっ!

今日、半蔵門線に乗ったら車両中が「Mr.インクレディブル」の広告だらけという、とんでもない状態だった。どこを向いてもスーパーヒーロー。よくある宣伝手段だが、こういう電車はただでさえ居心地が悪いのに、人物キャラに囲まれると、すいていても満員電車…

茶でも飲みますか…

バンド・エイド20年ぶりの再演、BAND AID 20。リードをとるのは以下の顔ぶれ。 クリス・マーティン/ダイド/ロビー・ウィリアムス/シュガーベイブス/フラン・ヒーリィ/ジャスティン・ホーキンス/ボノ/ウィル・ヤング&ジャメリア/ミズ・ダイナマイト&べヴァ…

ニッポンの有名なロックンロール!

今週いっぱい開催されている東京フィルメックスで、香港映画界の男気監督ジョニー・トーの新作「柔道龍虎榜」を観る。泣けた。“僕と勝負してください"…このセリフの意味を考えれば考えるほど泣けてきた。ジョニー・トーは来場も果たし、Q&Aでも熱血トークを…

シュレックDVDのお約束

「シュレック2」のDVDには前作の仕様と同様に、登場キャラが歌を歌う特典映像が収められている。狼が三匹の子豚をバックにデュラン・デュランの『HHUNGRY LIKE THE WOLF』を、バー毒リンゴのオカマ・マダムがシンディ・ローパーの『GIRL'S JUST WANT TO …

駄目ジャケ100選

しばらく見ないうちに100超えてる!スゲー。『決定盤!マカロニ・ウエスタンのすべて』と題された、このアルバムは、その名のとおり、マカロニウエスタンのテーマ曲を集めた編集盤。その昔、中古盤屋でこのレコを見つけたとき、ピンボケながら少しも凄みが損…

嬉しいやら悲しいやら

10日ほど前にAMAZONに注文していたDVD『ジョー・ストラマー/レッツ・ロック・アゲイン』。今ごろになって在庫切れのためキャンセルという通知が届いた。大ショック! 今日は有楽町に出る用事があったので、近辺のDVDショップを回ってみたけれど、どちらも売…

ヒップホップ深海魚

今年の全米最大のヒット作となった「シュレック2」に続いて、ドリームワークスが放つCGアニメーション「シャーク・テイル」のお話(“テイルの話”というのもヘンですね…)。 マフィアもどきのサメの猛威に怯える小魚のコミュニティを舞台に、お調子者の魚と…

ソウルフル・タクシー

リュック・ベッソン製作のヒット作「TAXi」をハリウッドでリメイクした「TAXI NY」を観る。 スピード狂のタクシー運転手と運転の苦手な刑事が、コンビを組んで強盗団を追うというオリジンルの設定はそのままだが、運転手役を女性(「シカゴ」のクイーン・ラテ…

オーディエンス不在のロック映画

音楽ドキュメンタリーが花盛りですが、今日は「フェスティバル・エクスプレス」(来年1月公開)なる映画を観ました。 1970年、ジャニス・ジョプリン、グレイトフル・デッド、ザ・バンドなと時の人気アーティストを列車に乗せ、西へと向かい4箇所でコンサー…

血まみれ純情乙女のBGM

11月12日の日記に記した「LADDER 49」では、ブリーダーズ/BREEDERSの『CANNONBALL』が使われていましたが、ブリーダーズといえば、今年はもうひとつ、ベストの部類に入るであろう傑作にも使用されていました。「メイ/MAY」というタイトルの低予算スリラーが…

トニー・ウィルソンとモリッシー

最近、寝る前にスミス/THE SMITHSのバイオ本『モリッシー&マー/茨の同盟』を読んでいます。発刊したころに一度読んだきりだったが、改めて読んでみて、いろいろと繋がってくるところがある。例えば、マンチェスター初のセックス・ピストルズのギグに集まっ…

プラシーボ

例年この時期になると、なぜかやたらとベスト盤がリリースされますが、今年購入したなかでよく聴いているのはプラシーボ/PLACEBOの『ONCE MORE WITH FEELING』です。 1995年にデビューしたロンドン出身のこのバンド、出始めのころはパンクバンドと思っていた…

燃えすぎです

昨日に続いて「LADDER49」(邦題「炎のメモリアル」)の話。 命を賭ける消防士の仕事に敬意を表した本作は、ドラマチックで泣きの要素が強い。とりわけエンディングは、情感を激しく刺激するのだが、このときバックに流れるのは元ザ・バンドという肩書きも今や…

飲みすぎです

現在アメリカでヒット中の「Ladder 49」(邦題「炎のメモリアル」)は消防士の命がけの仕事に敬意を表した熱血映画。かなりドラマチックな展開で、音楽も盛り上げるぞ!的姿勢に富んでいます。 消防士はもともとアイルランド系が多いらしく、スコアはアイリ…

プチ錯乱

アンデス山中から奇跡の生還を果たした登山家コンビの実話を、再現ドラマとともに映像化したドキュメント「運命を分けたザイル」(2005年1月公開予定)を観る。 1985年、若き登山家ジョー・シンプソンとサイモン・イエーツは、前人未到のシウラ・グラランデ峰…

普通の男の子奮闘

THE JAMの再来(今までどれだけのバンドがそう呼ばれてきたことか…レディオヘッドだってデビューのころの売り文句は、そんなだった)と言われているオーディナリー・ボーイズ/THE ORDINARY BOYSの来日公演を、渋谷のO-Eastで観てきました。 実は動いて…

マドンナの夫は何を?

イギリスで「LAYER CAKE」なる映画が公開され、人気を博している。これは同名小説を映画化したギャング映画で、足を洗いたいコカイン・ディーラーが、ボスの鶴の一声で騒動に巻き込まれるものらしい。 監督は、これが初演出作となるマシュー・ヴォーンで、「…

ディズニーの英断!?

先週末の全米興収チャートは、CGアニメ工房ピクサーの新作「Mr.インクレディブル」が記録的な成績でナンバーワンで初登場。公開3日間の興行記録は前作「ファインディング・ニモ」を上回ったという。今回はヒーローものとはいえ、ストレートに家族の結束を…

休暇中のグッドジョブ

昨日の日記に記した故ジョー・ストラマーのドキュメンタリー「レッツ・ロック・アゲイン」には、ジム・ジャームッシュとサラ・ドライバー夫妻−ジョー縁のふたりの映画監督−が顔をみせる。ジャームッシュの「ミステリー・トレイン」にジョーは出演しているし…

五分五分

本日からバウスシアターで“爆音ロードショー”され、来週にはDVDリリースされる「ジョー・ストラマー/レッツ・ロック・アゲイン!」。故ジョー・ストラマーの生前最後の日本〜USツアーを負った、このドキュメンタリーは、すべてのロックファンに観て欲しい…

アイがなくっちゃね

1985年にエチオピア難民救済のチャリティー・イベントとして開催されたLIVE AIDがDVD化される。 イギリスの人気アーティストが結集したチャリティ・シングル『DO THEY KNOW IT'S CHRISTMAS』、そのアメリカ版『WE ARE THE WORLD』に導かれたこのイベント、当…

映画は戦い続ける、か!?

「スーパーサイズ・ミー」のスポットはTVでは観られないそうです。映画を観た後だけに、やっぱりね…と思わずにいられない。 この映画はファーストフードで一ヶ月過ごすという人体実験を主軸にしつつ、その合間には外食産業がいかに巨大ビジネスとなってる…

ロックがまた敗北した日

ブッシュの勝利が確実となったらしい米大統領選。ブッシュを落選させる目的で撮られた、マイケケル・ムーアの「華氏911」は、そういう意味では“敗北”したけれど、今後のブッシュ政権への監視の目を、より光らせるという意味では意義があったのではないか。と…

アナザー・カンフーハッスル

今週末に公開される、「80日間世界一周」のリメイク「80デイズ」。これ、すでに2度観たけれど、そう告白する度に皆さん苦笑なさいます。何でだよ! 主演はご存じジャッキー・チェン。10代のころから、この人の映画を観続け、そこで映画の楽しさを学んだ身と…

夢の実現

チャウ・シンチー3年ぶりの新作「カンフーハッスル」は、武術映画をコメディーのフィールドに引き寄せつつ、「マトリックス」ばりのアクションを展開させる快作。感情描写がいささかウェットで、「少林サッカー」ほどのカタルシスはないものの、これはこれ…