2005-03-01から1ヶ月間の記事一覧

殺人車はフィフティーズを歌う

仕事で自宅ごもりの日々。現実逃避の手段であるネット巡りをしていると、時々興奮するようなニュースにぶつかる。今日のそれは、「クリスティーン」のDVDが再発されるというものでした。即予約! ジョン・カーペンター監督作「クリスティーン」は、復讐の鬼と…

野球の季節

プロ野球が開幕し、大瀧詠一の歌う『ベースボール・クレイジー』が恋しくなる今日このごろ、東京ドームで行なわれる巨人-中日戦のチケットをゲットしたものの3日も経たぬうちに諸事情で行けないことが確定。はぁ…。そして全米では4月8日、ファレリー兄弟…

イキの良いゴミ

4月にリリースされるガービッジ/GABAGEのニュー・アルバム『BLEED LIKE ME』をチョロッと聴かせてもらったが、これがギターを前面に押し出したロック・アルバムでビックリ。シングル『WHY DO YOU LOVE ME』は、とりわけビートか速く、やたらとイキが良い。…

ウィル・スミスのBGM

「アイ、ロボット」のウィル・スミスのラブコメ初挑戦で話題の「最後の恋のはじめ方」(原題「HITCH」、6月日本公開)を観る。 恋愛専門コンサルタント(スミス)が、自分の恋に悪戦苦闘するという物語。スミスの軽妙な存在感は、恋愛指南者の雰囲気に合って…

★CD『A HYPERACTIVE WORKOUT FOR THE FLYING AQUAD』OCEAN COLOUR SCENE オリジナルとしては7枚目となる、オーシャン・カラー・シーンのニューアルバム。毎回、本当にワクワクさせられるが、今回も期待にたがわぬ出来。「ロック、ストック&トゥー・スモ…

キツい食べ合わせ

一昨日、昨日にふれた「ノミ・ソング」について、またまた思い出したことがあったので書いておきます。 昨日記したデビッド・ボウイのバックでのTV出演によって、クラウス・ノミの知名度は広がり、勢いに乗ってアメリカ・ツアーに出発する。各地で熱狂的に…

奇人とボウイおばさん

昨日記した故クラウス・ノミのドキュメンタリー「ノミ・ソング」には、デビッド・ボウイが1979年に『サタデー・ナイト・ライヴ』に出演した際のビデオ・フッテージが収められている。バックで踊っているのが、まだデビュー前のノミ。この時ノミはすでにNY…

唯一無二の奇人

今は亡き奇人アーティスト、クラウス・ノミのドキュメンタリー「ノミ・ソング」(6月公開)を観る。 ドイツからNYへ移住し、アンダーグランドのアートシーンで頭角を現わし、異星人であることを自称。一度観たら忘れられない強烈なビジュアルで脚光を浴び、…

若き日のデップの部屋

ホラーの定番「エルム街の悪夢」をDVDでボーッと観ていたら、ジョニー・デップ(若い! 肌ツルツルだよ…)の部屋がロック系のポスターで埋められていることを発見。その昔、劇場で観たころの記憶がすでに薄れていたし、ぶっちゃけた話どうでもいいことなのだ…

線を消すために

アジア発のロック・ドキュメンタリー「シャウト・オブ・アジア」(4月23日公開)を観る。 韓国の人気アーティスト、カン・サネがアジア各国をまわり、それぞれの国のミュージシャンと交流。映画はこの旅を追いかけながら、国境という意識について考えさせる、…

★CD『EMPLOYMENT』KAISER CHIEFS 最近はイギリスの新人バンドが、やたらと元気な気がするが、これもそんな勢いを伝えるバンドのひとつ。シングル『OH MY GOD』『I PREDITCT A RIOT』と加速をつけてきてのファースアルバムのリリース。ギター音をラウドにし…

教科書的良質セレクト

3月16日の日記で記したイギー・ポップ&ザ・ストゥージズ『SEARCH & DESTROY』が使用される、もうひとつの映画「ワンダーランド」について。 1970年代を代表するポルノ映画のスターである巨根俳優ジョン・ホームズを主人公にした、この映画。LAのワーンダーラ…

海中生活は続く

昨日に続いて、またまた「ライフ・アクアティック」について。思い出したことがあったので、忘れないうちに記しておこうと思います。 この映画のスコアを担当しているのは、パンク以後のアメリカのニューウェーブシーンをリードしたバンド、ディーヴォ/DEVO…

ポルトガル語のボウイ・ソング

昨日に続いて、「ザ・ロイヤル・テネンバウムズ」に続くウェス・アンダーソン監督の新作「ライフ・アクアティック」に関するお話し。 この映画、どういうワケかデビッド・ボウイの曲がたっぷり使われている。とはいえ、ボウイによるオリジナル・バージョンが…

探して壊して、また探し…

昨日観た映画2本いずれにも、奇しくもイギー・ポップ&ストゥージズの『SEARCH & DESTROY』が使用されていた。ひとつは「ワンダーランド」、もうひとつは「ライフ・アクアティック」で、どちらも5月ぐらいに日本公開される。 「ワンダーランド」は、「ブギ…

さらにフレンチなしあわせについて

昨日に続いて「フレンチなしあわせのみつけ方」の音楽について。その後、思い出したことがいくつかあったので。 この映画のクライマックスではエルビス・プレスリーの『CAN'T HELP FALLING IN LOVE』が使われていた。昨日ベタ過ぎる選曲と書いたが、そういう…

ノー・サプライズ

なかなか終わらない確定申告を放ぽって、「フレンチなしあわせのみつけ方」(4月公開)の試写に出かける。「僕の妻はシャルロット・ゲンズブール」に続く、イヴァン・アタル監督・主演、シャルロット共演の夫婦随唱ラブストーリー。 妻子を愛してはいるもの…

★CDS『SHE'S GOT A REASON』DOGS DOGSはオフィシャル・サイトによるとロンドン出身の5人組で、昨年秋に1stシングル『LONDON BRIDGE』をリリース。で、これが2枚目のシングルとなる。曲名とバンド名からオリジナルパンクの匂いを感じ取って買ったファー…

読み違い

レコ屋でジャケ買いすることはよくあるけれど、自分の場合、他に“名前買い”することがたまにある。例えば、好きなバンドの曲名がそのままアーティスト名になっていたりするとか。右の写真のレコードの場合は、気になる俳優の名前に似ていたから。 クリスピン…

高熱時代

昨日に続き、若いカップルのセックス三昧とロックコンサートに通う日々を描いたマイケル・ウィンターボトム監督の「9 Songs」について。 主人公カップルの女性の方は21歳。男の方は年齢は明らかにされていないが、おそらく同じぐらい、どちらも20代前半では…

ロック&エロづくし

マイケル・ウィンターボトム監督の新作「9 Songs」(4月公開)を観る。 ストーリーらしいストーリーがない69分。あるのはロックとセックス(プラス、時々南極の風景)のみ。ロンドンで暮らす若いカップルの蜜月の風景がコラージュされ、その合間に彼らが観に出…

KILLERS!

現在来日中のザ・キラーズ/THE KILLERS、明日の東京公演行くぜ!…と意気込んでみたものの、それまでに仕事が無事に終わるか、その一点が不安のタネ。 昨年夏ぐらいに記した日記で、“奇跡の大名曲”と記した覚えがある彼らの『Mr.Brightside』ですが、昨年後半…

二の腕美人

今日は「ブレイド3」(2月22日の日記参照)のヒロイン、ジェシカ・ビールの来日記者会見が予定されていたが、急遽来日日程が変更となり中止に。本人がパスポートをなくしてしまい、出国に手間どっているとのこと。残念。 「ブレイド3」でのジェシカ・ビー…

イーストウッド映画とロック

1月31日の日記に、クリント・イーストウッドの映画とロックは、なかなか結びつかないと記しましたが、仕事がらみでいろいろビデオを見直していたら「ハートブレイク・リッジ/勝利の戦場」で、マリオ・ヴァン・ピーブルズがロック・バカの兵士にふんしていた…

ヴィン兄貴の新境地

昨日の日記で記した「BE COOL」が、今週末の全米興行チャートの1位に躍り出ると思いきや、ディズニー製作の「THE PACIFIER」が大健闘している模様。どちらもコメディータッチの作品だが、前者は大人向け。その点、後者はファミリームービーなので、数字的に…

BE COOL!

実質1泊四日の強行スケジュールとなったLA出張。良くも悪くも、滅多にできないような経験をたっぷりさせていただきました。ほとぼりが冷めたころに、少しずつここにも書いていこうかな、と思います。 映画のビルボード広告を探すのが現地での楽しみのひと…