2006-06-01から1ヶ月間の記事一覧

Roll Over DJ!

ジョン・カーペンターが1980年に製作した同名ホラーの、2005年のリメイク版「ザ・フォッグ」の日本公開が、7月下旬に急遽決定。 とある島の町に突如、濃霧が立ち込め、そこから百年前の怨霊が現われ、町の人々を次々と殺害する…という基本プロットはカーペ…

でも甘味あり

前回のエントリーで記したキアヌ・リーブス&サンドラ・ブロックの共演のラブストーリー「イルマーレ」(9月公開)には、予告編で流れていたKEANE『SOMEWHERE ONLY WE KNOW』は、残念ながら使われていませんでした。 2004年の世界にいる男と2006年を生きる女…

甘味たっぷり

キアヌ・リーブスとサンドラ・ブロックの「スピード」コンビの再共演が話題を呼んでいる、韓国映画「イルマーレ」のハリウッド・リメイク「LAKE HOUSE」が、オリジナルと同じ「イルマーレ」の邦題で日本公開されることに。先週末から全米公開されているが、…

神のみぞ写る

日本に続いてワールドカップが終わってしまう可能性もあるフランス。今夜は出場できず歯がゆい思いをしているであろう、そのチームーリーダー、ジネディーヌ・ジダンにスポットを当てた「ジダン/神が愛した男」(7月公開)のお話。 これはレアル・マドリー…

萎えまくり

数年前に同タイトルの映画があったが、それとは別モノの「ハードキャンディ」(7月公開)。『赤ずきん』とオヤジ狩りをモチーフにしたスリラーです。 オオカミというべき30代のカメラマンが、14歳の女の子をネットの出会い系サイトで引っ掛けたことから物語…

ドリューに首ったけ その2

60年以上も子供たちに親しまれている、おなじみの児童書“Curious George”をアニメ化した「おさるのジョージ」(7月公開)の話。 NYの博物館を閉鎖の危機から救うため、アフリカへ古代遺跡探しに出かけた黄色い帽子の青年が、遺跡ではなくいたずら好きの子猿を…

ドリューに首ったけ

ニック・ホーンビィ原作の『ぼくのプレミア・ライフ』の“イギリス、サッカー”という設定を、“アメリカ、野球”に置き換えた、ファレリー兄弟の「2番目のキス」が7月に漸く日本公開される。 主人公は生徒に人気のある小学教師(「TAXI NY」のジミー・ファロン…

Be Good

昨日に続いてチャック・ベリーネタを。ブルース・ウィリス主演、リチャード・ドナー監督のサスペンス・アクション「16ブロック」(秋公開)の話。 夜勤明けのNY市警の中年刑事(ウィリス)に、法廷で証言することになっている黒人の囚人(ラップ・アーティスト…

Get your kicks!

“CARS”といえばリック・オケイセク率いる、粋でいなせなあのバンドが頭にまず思い浮かぶ。88年の来日公演の中止は今思い出しても残念無念…なんて意味のない昔話はともかく、先週末全米で公開され予想通りの大ヒットとなったピクサーの新作「カーズ」(7月公…

マサカー三昧

先週のLA出張は比較的ゆったりしたスケジュールで映画もいろいろ観ることができた。6月2日のエントリーで触れた「SLITHER」以外に現地で観た映画(ホラーばかり)を、記憶が残っているうちに記しておきます。微妙にネタばれあり。*『SEE NO EVIL』 興収成…

きたきたきたっ!

昨夏より待ち望まれていた「The 40-Year-Old Virgin」の日本公開が漸く決定(邦題「40歳の童貞男」)。都内は9月2日よりユナイテッド・シネマとしまえんにてレイト・ショー。公開規模が小さいのは残念だが、とりあえず嬉しいニュースではあります。以下、…

LA滞在覚え書き

火曜日に出張先のLAから帰国しました。いつもの出張より滞在期間が長かったせいか、現在も時差ボケ絶好調。以下、ツラツラと覚書を。 同じホテルにブルース・ウィリスが泊まっていた! 当然こっちよりも高い部屋なんだろうけれど、ハゲ頭ピッカリのサンダ…

危機感のない音

2月12日のエントリーで触れた悪趣味SFホラー「SLITHER」を観たが、これが期待にたがわぬ面白さ。田舎町にエイリアンの卵のようなものが落ちてきて、人間に寄生したあげく、その体を突き破って、ヒルのような生物が無数に出現し、さらに町の人々を襲ってい…

テンション上昇

ムチャクチャ忙しいさなかに観た、その名も「ハイテンション」は、す、すごいホラー映画でした。ヨーロッパコープの製作の、すなわちフランス映画なんだけど、「悪魔のいけにえ」ちっくな殺伐感が全編を覆う逸品。「カルネ」の肉屋のおっさんが冷酷無比な殺…