2007-03-01から1ヶ月間の記事一覧

彼女のマスターピース

アカデミー主演女優賞(ジュディ・デンチ)&助演女優賞(ケイト・ブランシェット)にノミネートされ、話題となった『あるスキャンダルの覚え書き』(6月公開)。マジメな映画かと思いきや、意外にもしっかりスリラーしております。 ジュディ・デンチがふん…

等さんへ

学生のころ、浅草東宝のオールナイトに通っては浴びるように観ていたクレージーキャッツの映画。本当に元気づけられました。ありがとう。 というわけで、寺内タケシのシビレるギターに乗った“レッツゴー、クレイジー!”の雄たけびに震えつつ、追悼。

free me!

昨日記した『BLADES OF GLORY』の前に、ナポレオン・ダイナマイトこと、ジョン・ヘダーの主演作には『SCHOOL FOR SCOUNDRELS』というコメディー映画があるんだけれど、これも日本公開の話が一向に聞こえてこない。『バス男』『恋人はゴースト』『がんばれ!…

美姫&真央よりスゲエ(たぶん)

世界フィギュアの熱狂が冷めないうちにというわけでは全然ないだろうけれど、アメリカで来週末から劇場公開される『BLADES OF GLORY』。ウィル・フェレルとジョン・ヘダーの共演というだけで個人的にはムチャクチャ観たいのだが、この顔合わせとオバカ映画と…

このジュード・ロウって、なんかムカつくよなあ…と思いつつ観たラブストーリー『こわれゆく世界の中で』(4月公開)の話。いや、イケメンに対する単なるひがみなんですが…。 ジュードふんするのはロンドンの都市開発にかかわっている建築技師で、籍を入れてい…

スパイディ最新BGM

5月1日の日本公開に向けて、着々と盛り上がりをみせる『スパイダーマン3』。気になるサントラ参加の顔ぶれも、徐々に判明しつつある。今のところわかっているのは、今もっともノッてるバンドと呼べそうなMY CHEMICAL ROMANCE、2月の来日公演も好評だった…

殺し屋のBGM

『スモーキン・エース 暗殺者がいっぱい』(5月公開)は、凝った設定の犯罪アクション。『NARC』で注目されるも『M:i:Ⅲ』を降板してキャリアが危ぶまれたジョー・カーナハン監督が、しっかりいい仕事を見せてくれる。 カジノのスターとなってギャングの世界に…

驚くべきポップ・センス

遅くなりましたが、気恥ずかしい80'sフレイバー満点の『ラブソングができるまで』についてのお話を。 1980年代に一世を風靡した人気バンド、Pop!のフロントマンだったアレックス(ヒュー・グラント)も今や“あの人は今”的な存在で、同窓会やイベントのステージ…

若気の至り

ヒュー・グラントとドリュー・バリモア共演の『ラブソングができるまで』(4月公開)について明日にでも書こうと思っておりますが、そのバカっぷりがよくわかる映像をYOU TUBEで見つけたので忘れないうちに貼っておく。ヒュー・グラントがふんするのは、1980…

Missing Lyric

昨日ふれた『主人公は僕だった』のエンドクレジットでは3曲流れるのだが、どれもポップで気持ちよいナンバーばかりで、映画のハートウォーミングな後味をうまく引き立てていると思う。 最初に流れるナンバーはたぶん初めて聴く曲で、判別つかず。2曲目には…

ザッツ・エンタテインメント

『主人公は僕だった』(5月公開)は設定の面白さでみせるコメディー。ウィル・フェレルふんするマジメで几帳面な米国税庁の税務監査官が、ある日突然、ナレーションのように自分の行動を語る他人の声を耳にするようになる。しつこくつきまとう声の存在にイラ…

メイジャー・トムの気分

ダニー・ボイル監督と作家・脚本家のアレックス・ガーランドが、『ザ・ビーチ』『28日後…』に続いて3度目のタッグを組んだSFスリラー『サンシャイン2057』(4月公開)のお話。 太陽の消滅が秒読み段階となり、地球存亡の危機に瀕した西暦2057年、人類は太陽…

サミュエルVSヘビ 第2ラウンド

LA出張中。お仕事終了後、本日封切りの『BLACK SNAKE MOAN』を観る。サミュエル・L・ジャクソン主演で、このタイトルだと『スネーク・フライト』を連想してしまいそうだが、もちろん続編ではありません。 サミュエルがふんするのは、老境に差しかかって妻に…