2007-01-01から1ヶ月間の記事一覧

またリングに!?

と思っていたシルベスター・スタローン監督・主演、26年ぷりのシリーズ最新作『ロッキー・ザ・ファイナル』(4月公開)。いや、これが意外にもよくできていて驚いた。お話は、引退して過去の人となり、妻と死別、成長した息子と離れて暮らすロッキーが、孤独…

やさぐれ姐御伝

ミラ・ジョヴォヴィッチ主演の『ポイント45』(3月公開)は、ニューヨークのダウンタウンを舞台にしたドキュメンタリー・タッチの人間ドラマ。ミラがふんするのは、タフガイ気取りの恋人とともに拳銃密売で稼いでいる女性。最初はうまくいっていたものの、…

帰国しました

時差ボケでボーッとしているところに、目の覚めるニュース! ついにDVD化!! ローリング・ストーンズのキース・リチャーズが、ロックンロールの伝説チャック・ベリーのコンサートをプロデュースする過程と、そのステージの模様を、ベリーのキャリアととも…

ゾンビの次は警官

昨日映画館で見た予告編の中に、『ショーン・オブ・ザ・デッド』の監督エドガー・ライト&主演サイモン・ペッグ、ニック・フロストの再顔合わせによる新作『HOT FUZZ』が! 今度はポリス・アクションのパロディーだ!!http://www.apple.com/trailers/focus_fea…

戦慄のテキサス

『テキサス・チェーンソー』『悪魔の棲む家』とリメイク・ホラーを連発するマイケル・ベイのプロダクション、プラチナム・デューンズの最新作『THE HITCHER』を見る。これもルトガー・ハウアー主演の『ヒッチャー』のリメイク。 自動車旅行中のカップルが凶暴…

古き良き時代のおわり

昨日JFKの話が出たついでに、その弟ロバート・ケネディの暗殺事件をモチーフにした『ボビー』(2月公開)の話を。 泥沼のベトナム戦争からの脱却を訴えて大統領予備選で勝利を収め、アメリカの希望の星といわれたボビーこと、ロバート・ケネディが暗殺されたの…

ダラスの寒い日

出張で米テキサス州ダラスに来ています。テキサスというと米国の南側だし、暖かいんだろうな…という印象があったがそうでもなくて、夜はそれなりに冷える。念のため東京と同じ防寒体制で出かけたが、正解でありました。 もうひとつの誤解。ダラスは知られた…

エロくないキス

皇帝ペンギンの世界をユーモラスにミュージカル化したアニメーション『ハッピー・フィート』(3月公開)のお話。 南極に棲む皇帝ペンギンは“心から湧き出る歌”で求愛する習性があり、美声のカップル(声はヒュー・ジャックマンと二コール・キッドマン)が結ば…

スティービーとウィル

全米の賞レースをにぎわせているウィル・スミス主演の『幸せのちから』(1月公開)は、実話に基づくヒューマン・ドラマ。ホームレスから億万長者にのし上がった実在の人物の、妻との別居から再就職までの短い期間を、実にうまくドラマにまとめている。ウィ…

がんばろう、ニューオリンズ

またまた米国南部ルイジアナ州を舞台にした映画を。『デジャヴ』(3月公開)はジェリー・ブラッカイマー製作、トニー・スコット監督、出演デンゼル・ワシントンという布陣のSF風サスペンス。“困難に打ち勝ったニューオリンズ市民に捧げる”というテロップ…

日劇にて

子連れで『オープン・シーズン』日本語吹き替え版を見る。案の定、ポール・ウェスターバーグのナンバーは後かたもなく消え去っていて、劇中の何曲かは日本語の曲に差し替えられていた。せめてエンドクレジットの曲だけでも残しておいて欲しかったな。ちなみ…

なまいきスカーレット

本日も米国南部ルイジアナを舞台にした新作のお話。『ママの遺したラヴソング』(3月公開)は、ジョン・トラボルタとスカーレット・ヨハンソンの共演による人間ドラマ。母の訃報を受けてニューオリンズに帰郷した、ちょっとビッチな少女(ヨハンソン)が、母の…

空気に酔ったものの…

1949年のアカデミー賞を受賞したロバート・ロッセン監督の社会派ドラマ『オール・ザ・キングスメン』のリメイクが、この春公開される。今回はロバート・ベン・ウォーレンの原作に、より忠実な映画化。 1949年のルイジアナ州で政界を浄化しようと知事選に立候…

役に立たない名言集2006 その2

すっかりお待たせしてしまった、2006年映画の迷言集・後編です。 “大胆もいいが、行き過ぎるとアホだ” 『M:i:Ⅲ』 私生活では行き過ぎちゃったかな、トムは。“俺がクソを流し忘れても、それを食べていいということにはならない” 『リブフリーキー、ダイフ…

役に立たない名言集2006 その1

あけましておめでとうございます! 今年も宜しくお願いします。というわけで、毎年恒例のロケンローな名セリフを、昨年の劇場公開作から拾ってみました。 “「変」か「同じ」かなら「変」な方がいい” 『スパングリッシュ』 心強いお言葉。“飲んで忘れたくなる…