2007-05-01から1ヶ月間の記事一覧

なるようにしかなりません

今夏、リアル金八というべき2編の教師と生徒の交流を描いた実話モノが公開される予定で、ひとつはヒラリー・スワンク主演の『フリーダム・ライターズ』、もうひとつはアントニオ・バンデラス主演の『レッスン!』。どちらもスラム地区の荒れたハイスクール…

ご覧の映像はイメージです

またまた音楽ドキュメンタリーの話。『カート・コバーン/アバウト・ア・サン』(8月公開)は、カートのインタビューから、生い立ちや実像を探る一編。カートのバイオ本「病んだ魂」の著者マイケル・アゼラットが、執筆のために取り貯めたインダヒュー・テ…

さみーけどあちー

アイスランドのアングラ音楽シーンに踏み込んだドキュメンタリー『スクリーミング・マスターピース』(7月公開)のお話。 ビョークやシガー・ロスを生んだアイスランドの特殊性を見つめると同時に、ギターロックやヒップホップも根付いている音楽的グローバ…

普通の人々の祭典

昨日触れたジョー・ストラマーのドキュメンタリー映画の前に、同作の監督でミュージック・ビデオ界のベテラン、ジュリアン・テンプルによるドキュメンタリー『グラストンベリー』が6月に日本公開される。これはフジロックも手本にしているという、イギリス…

ついていきます

イギリスで今週末から公開されているジョー・ストラマーの伝記ドキュメンタリー『THE FUTURE IS UNWRITTEN』。見たい、見たい、見たい! というわけで、トレーラーを貼ってみました。 観てのとおり、THE CLASH在籍時、若いころのジョーのフッーテージが多数…

つながった

『羊たちの沈黙』の後半、ヒロイン、クラリスが被害者のひとりの友人を訪ねるシーンがある。この女性は、そうとは知らずに犯人バッファロー・ビルの居所を教えることになる。この女性を演じたローレン・ロッセリさんは、これ以降のほとんどのジョナサン・デ…

ファンクに花を持たせましょう

本日より全米公開される『シュレック3』。シリーズのお約束というべき、音楽の効果的起用は今回も健在。話的には前2作に比べて毒気が抜けた気もするが、これはこれで楽しい。遠い遠い国の国王の後継者を探すため、シュレックが旅に出る。一方、彼の留守の…

ばーか、ばーか

2001年、メジャーリーグ記録となったサンフランシスコ・ジャイアンツ、バリー・ボンズのシーズン73本目の本塁打。この記念すべきボールをめぐっての、ファン同士の争いの行方を追ったドキュメンタリー『100万ドルのホームラン』が6月に劇場公開される。 そ…

童貞男の次は…

できちゃった結婚が流行ってるから…というわけではないけれど、アメリカで6月に公開される『Knocked Up』。一夜の火遊びで親になってしまった男女の大慌てを描くコメディー。『40歳の童貞男』のジャド・アパトウが監督を務めるとなれば、それなりにリアリテ…

やっぱ脳ミソ要らず

昨年11月8日のエントリーでふれたジェイソン・ステイサム主演のアクション『CRANK』が、『アドレナリン』なる邦題で、いよいよ7月日本公開! 見直しても、やっぱスゲエ。脳ミソをまったく使う必要がない、体に先にグッとくる、そして笑える快作。 詳しい内…

迷惑なほどロマンチスト

アメリカでは客を呼べる人気俳優、しかし日本ではビデオスルー作品の常連オーウェン・ウィルソン主演のコメディー『トラブル・マリッジ カレと私とデュプリーの場合』を観る。 仕事も住家も失って、新婚ホヤホヤの友人夫婦(マット・ディロンとケイト・ハド…

絶叫祭り2

昨日に続いて、新作ホラー大集合の企画上映、AFTER DARK HORROR FEST〜8 FILMS TO DIE FORの作品レビューを。この映画祭については、昨日のエントリー、もしくは下記公式HPをご参照ください。 http://www.horrorfestonline.com/index.html★『WICKED LITTLE T…

絶叫祭り

昨年11月19日のエントリーでちょこっと記したAFTER DARK HORROR FEST〜8 FILMS TO DIE FORなるアメリカの映画祭。若手から中堅まで気鋭の監督が腕を振るった新作ホラーを集め、昨秋全米で開催されたが、これが意外に好評だったらしい。企画上映ながら全米ボ…

マジャイナ!?

全米では案の定、記録を塗り替える大ヒット、今週末だけで一億ドル突破確実の『スパイダーマン3』の続きというか、ムダ話。またまた大家の娘がいかにいいかという話になっちゃうんだけど、ピーターのことが好きなのに、MJから電話が来たことを自分のこと…

踊るスパイディ

昨日ブルース・キャンベルについてふれたけど、それで思い出したのが『スパイダーマン3』。GW進行の波に押し流され、この映画について書くことをすっかり忘れておりました…。 ストーリーについてはここではふれないが、前作でバート・バカラックを使ったフ…

アッシュの血

今日も劇場未公開ビデオスルー作品の話。『MAY メイ』で注目していたラッキー・マッキー監督の新作『怨霊の森』についてです。 1965年、森の中の寄宿学校に入れられた女の子が、怪しい声を聴いたり幻覚を見るようになり、友人になった女の子が失踪するにいた…

飛行機はやっぱ怖い

昨年10月5日のエントリーでふれたけど、『スネーク・フライト』に続く作品として期待していた『PLANE DEAD』が、気づけば『デッド・フライト』の邦題でDVDになっていた! 旅客機内で起こるゾンビ・パニックを描いた、この映画もまた期待にたがわぬB級節炸裂…

ハリポタよりは面白い!?

全米ナンバーワン・ヒット作、レニー・ハーリン監督によるVFXスリラー…にもかかわらず、日本ではDVDスルーとなる『THE COVENANT』(邦題『コベナント 幻魔降臨』)。観てみると確かに漫画的過ぎる気もするが、コレはコレで嫌いになれない。お話は、魔法使い…