2004-12-01から1ヶ月間の記事一覧

役に立たない名言集 2004

別に名言でもなんでもないけれど、今年印象に残ったロケンローな映画のセリフをつらつらと…。記憶があやふやな部分もあり、必ずしも正確ではありません。あしからず。 “ルワンダでは一日に10万人が殺された。デブが一人死んで誰が気にする?”「コラテラル」 …

1年を振り返る

仕事収め! もう今年は何もしませーん。 そんなわけで、2004年の総括でもしてみようかな…と思ったけれど、とにかく今年は音楽ドキュメンタリーの当たり年。観客を音楽ファンに限定しない、クオリティの高い映画がそろっていたように思う。ざっと好きなベスト…

エドワード=ロバート

友人宅で忘年会。MTVでやっていたCURE/キュアーの特番をビデオで見せてもらったが、懐かしいやら恥ずかしいやら。いや、楽しかったです。 その中で、キュアーに影響を受けたバンドがインタビューされている映像と一緒に、サブカルチャーにあたえた影響も紹介…

ケーキも食えない

クリスマスだというのに朝から歯痛に悶絶し、歯医者へ。もともと歯医者は大嫌いで十数年ぐらい敬遠していた(最後に歯医者に行ったのは昭和のころ…)が、久しぶりにドリルの音を聴いて戦慄を覚える。あー、もう「マラソンマン」のダスティン・ホフマンの気分……

青二才のためのラブソング

かなり面白いにも関わらずビデオスルーとなってしまった、muraさんもオススメの「ポリーmy love」を観る。 ハネムーン初日にして花嫁を寝取られた保険調査員(ベン・スティラー)が、傷心のうちに中学の同級生(ジェニファー・アニストン)と再会し、恋におちる…

コリン・ファレル敗れる

昨日に続き、「ダブリン上等!」について。以下、微妙にネタバレあり。 THE CLASHのカバーがあまりに有名な『I FOUGHT THE LAW』。チンピラ役のコリン・ファレルが歌う、このナンバーがエンドロールで流れるが、かなりヘタで、そのうえ覇気がない。ジョー・ス…

ダブリン上等!

という邦題からして脱力を禁じえないけれど、その「ダブリン上等!」(2月公開)を観ました。 道徳観念が欠如したチンピラ、失恋した青年とインポに悩むその友人、妻子ある男との恋に走る青年の恋人、その妹であるヒゲの映えた女、クビになってバス運転手、…

ケータイは身を助ける

キム・ベイシンガー主演の「セルラー」(来年2月公開)は、「フォーン・ブース」で久々にヒットを放った脚本家ラリー・コーエンが再び電話を活かして送り出した都市型スリラー。誘拐された人妻(ベイシンガー)が助けを求めるべく、破壊された電話のワイヤ…

私の好きなクリスマスソング

どこに行ってもクリスマスソングがガンガン、鳴り響くこの時期ですが、個人的にもっとも好きなクリスマスソングといえば、1986年の全英ナンバーワンソング、POGUES featuring KIRSTY McCOLLの『FAIRYTALE OF NEW YORK』に尽きる。ポーグス時代のシェーン・マ…

踊らんかな

「Shall we ダンス?」の米国でのリメイク版、そのまんまの邦題の「Shall we ダンス?」(2005年春公開予定)は、オリジナルにほぼ忠実な作り。ジェニファー・ロペスふんするダンサーのキャラもそのまんまだった。ただ、主人公夫婦のエピソードだけは、さすがに…

What’s Going on?

全米の興行収入チャートで今週第一位にランキングしている「オーシャンズ12」(2005年1月公開予定)は、ご存じのとおり、「オーシャンズ11」の続編。映画の内容はともかく、音楽はメチャクチャかっこいい。ハモンドのうねりがグルーヴィーで、ファンキー。伊…

死ぬまでジャンキー

昨日に続いて、「ライフ・イズ・コメディ!/ピーター・セラーズの愛し方」について。 二人目の妻ブリット・エクランドに逃げられた本作の主人公にして実在の俳優ピーター・セラーズの姿にデビッド・ボウイの『SPACE ODDITY』が重なる。この歌の主人公メイジ…

悲惨でおかしい英国紳士

「ピンク・パンサー」シリーズなどで知られる俳優、故ピーター・セラーズの人間像に迫る伝記ドラマ「ライフ・イズ・コメディ!/ピーター・セラーズの愛し方」(1月公開)は、なかなか面白い作品でした。『24』で今をときめいているスティーブン・ホプキンス…

新旧ガレージロックの遭遇

12月10日の日記に続いて、ジム・ジャームッシュの新作「コーヒー&シガレッツ」について。 オムニバスのこの映画、テーブルを挟んで何組かが会話してるだけの話ですが、そのメンツは面白い。「スパイダーマン2」のアルフレッド・モリーナと「24パーティ・ピ…

気まずさをごまかす一服

ジム・ジャームッシュの新作で、10年以上に撮りためてきた短編集「コーヒー&シガレッツ」は今週観た映画のなかでも、かなり面白い映画でした。 いずれのエピソードも、テーブルを挟んだ2人がコーヒーとタバコを仲介にしつつ、かみ合わない会話をかわすとい…

グラスゴーの空は暗かった

ビート作家トロッキの小説をユアン・マクレガー主演で映画化した「猟人日記」(2月公開)を観る。 作家志願の青年が、みずからの女性に対するだらしなさによって、取り返しのつかない悲劇を招いてしまう。スコットランドの陰鬱な曇り空の下で、そんなダメ男…

軽い映像に重い曲

「王妃マルゴ」「愛する者よ、列車に乗れ」のパトリス・シェロー監督の新作「ソン・フレール/兄との約束」を観る。 血液の病気で死期が迫る兄と、ゲイであるその弟の最期の交流を描いた、この映画、ほぼ全編手持ちカメラが使用されている。かといって、やた…

今日はゴスペル

ド田舎版「天使にラブソングを…」というべきコメディー「ファイティング・テンプテーションズ」(2005年1月公開)を観る。 都会での生活に行き詰まったお調子者の黒人青年が、叔母の死の知らせを受けて米南部の田舎町に帰郷。そこで遺産を相続することにな…

70過ぎて下積み途中

ブルース・ムービー・プロジェクトの集大成的なコンサート・ドキュメンタリー「ライトニング・イン・ア・ボトル」(05年2月公開)を観る。 2003年2月、ブルース生誕百年を記念してNYで行なわれたコンサートの模様を収めている。ソロモン・バーク、B.B.キ…

今週の大爆笑

フレディ・マーキュリーが亡くなってから先月で13年、1984年のクイーンのヒット曲『RADIO GA GA』がカバー・バージョンがリリースされる。カバーしたのは、ハードロックディスコをやり過ぎなほど確信犯的に鳴らして人気を博し、次のアルバムが待たれているエ…

私の好きなイギリス映画 11

ピンク・ロフイドが、『アナザー・ブリック・イン・ザ・ウォールPART2』のコーラスを歌った子供たちに訴えられたそうです。 http://music.yahoo.co.jp/rock/music_news/barks/20041201/lauent007.html というわけで、久々に復活の今回はアラン・パーカー監督…

さて何から…

書こうかな…というほど今週は、いろいろ気になるニュースもありましたが、改めて考えるとほとんど忘れている…。まずは、記憶の生々しいうちに渋谷AXで観たフランツ・フェルディナンドのライブの感想を書いておこうかな、と。 デビュー・アルバム一枚で今や、…