2004-10-01から1ヶ月間の記事一覧

ゾンビVSレコードコレクター

12月22日にDVDリリースされる英国製のコメディー版「ゾンビ」、「ショーン・オブ・ザ・デッド」を、とうとう観ました。(関連日記6月8日、9月7日) 親友である居候の麻薬の売人エドに振り回され、連日パブ通いを続けている、ごく普通の青年ショーン。自堕…

全身ガレージロッカー

渋谷クラブクアトロで行なわれた、マフス/THE MUFFSの来日公演に行ってきました。 初来日公演を見逃しており、また今年出たアルバム『REALLY REALLY HAPPY』(下欄参照)も期待を裏切らない内容だっただけに、今回の公演はとても楽しみにしていた…ものの、仕事…

僕は最低、君は最高

多くのスタンダード・ナンバーを残したミュージカル作曲家コール・ポーターと、その妻リンダの愛と葛藤の日々を描く「五線譜のラブレター」(12月公開)を観ました。 『ナイト・アンド・デイ』をピアノで弾き語る晩年のポーター(ケビン・クライン)の姿で幕…

ショックな訃報

英国BBC放送のDJとして30年に渡り、デビュー間もない多くのバンドを紹介してきたジョン・ピールが亡くなった。これはショック…。 英インディーズから飛び出した、ほとんどのバンドは、この人の息がかかっている、と言っても過言ではない。輸入盤店で“ジョン…

エロ・ロカビリー

1996年のフランス映画「アパートメント」をハリウッドでリメイクした「ホワイト・ライズ」(12月公開)の話。 2年前に理由もわからず立ち去った恋人の面影を追って、奔走する青年(ジョシュ・ハートネット)。そのまえに現われる、昔の恋人とは似ても似つかない…

ダンダン

このところカンヅメ状態で、CDプレーヤーをフル稼働しつつ仕事をしてます。お供のCDは、清水の舞台から飛び降りるような気分で買ったルースターズ『VIRUS SECURITY』。CDだけで27枚組(プラスDVD5枚)なので、もう延々こればっか。 オリジナルアルバム分は…

yeah!

フジロック出演も記憶に新しいNYインディーズの注目株ヤー・ヤー・ヤーズ/YEAH YEAH YEAHSが、11月10日にDVD『TELL ME WHAT ROCKERS TO SWALLOW』(写真)をリリースする。これ、もう輸入盤では出てるんだけど、とてもかっこいいんですよ、ライブ映像が。ボ…

石井聰亙作品2題

石井聰亙が撮ったビデオ作品を二つ観ました。 ひとつは「三人三色」というオムニバスで、アジアの俊英3人がデジタルフォーマットで撮った短編集。「殺人の追憶」のポン・ジュノ、「天上の恋歌」のユー・リクァイとともに、石井聰亙が参加。映画作りに行き詰…

恋のダウンタウン

ケネス・ブラナー主演のユーモラスな人間ドラマ「舞台よりすてきな生活」(12月公開)について。 子供をうまく描けずスランプに陥った、子供嫌いの劇作家(ブラナー)が、向かいに越してきた足の不自由な少女と交流を重ねるうちに、愛情を感じるようになる…と…

ゲップ!

マクドナルドを30日間食い続けると、どうなるか…という人体実験ドキュメンタリー「スーパーサイズ・ミー」(はてなキーワードでは「スーパー・サイズ・ミー」という表記も。12月公開予定)のお話。 マクドナルドを糾弾した映画というわけではなく、むしろ肥満…

サイケデリック・トリップ

5月30日の日記にチラッと記した、ミシェル・ゴンドリー監督(「ヒューマンネイチュア」)、ジム・キャリー主演の「エターナル・サンシャイン」の日本公開が、来年3月に決定したようです。 その時の日記に記したザ・ポリフォニック・スプリー/THE POLYPHONI…

バカ映画雑記

バカはカゼをひかないと言いますが、ひいちゃいました。うがい・手洗いを欠かさないぐらいの知恵では防げなかった…。 6月8日の日記、9月7日の日記に記した「ドーン・オブ・ザ・デッド」のパロディー映画「ショーン・オブ・ザ・デッド」は、日本では劇場…

馬鹿がカートでやってくる

東京国際ファンタスティック映画祭2004で、「ジャッカス・ザ・ムービー」を観る。 MTVで放映されていた『JACKASS』をスケールアップした本作。危険なスタントに挑む男たちのドキュメント…といえば聞こえはいいが、やってることはかなりくだらない。スーパー…

結合性オスカー俳優がいるか!?

やっと、やっと日本公開されるファレリー兄弟の新作「ふたりにクギづけ」(原題「STUCK ON YOU」)を観る。 生まれてからずっと一緒で、田舎町に自分たちの居場所を築いてきた結合性双子の兄弟。俳優志望の兄ウォルトの夢をかなえるべく、ハリウッドに向かっ…

R.E.M.来日決定

9月21日の日記の日記に、96年の東京国際ファンタスティック映画祭(おっ、今日から始まってますね)でマイク・ミルズが舞台挨拶して以来、R.E.M.は来日公演をしていないと書いたら、さっそく決まっちゃいました。2005年3月16日に日本武道館、同17日に名古屋…

パーマー、ジェームス&ヤング

また訃報。ニール・ヤングが在籍していた1960年代のフォークロック・グループ、バッファロー・スプリングフィールドのベーシスト、ブルース・パーマーが亡くなった。合掌。 ニール・ヤングとは付き合いが長く、バッファロー以前のバンド、マイナー・バーズの…

今日誕生日の人

なにげにIMDbのトップページを開いたら、今日の誕生日の欄にヒュー・ジャックマンが。驚いたのは、この人が俺より年下だったこと。なんだか死にたくなりました…。 「X-MEN」シリーズや「ヴァン・ヘルシング」でヒュー・ジャックマンを観るぶんには若いねえ……

さよならスーパーマン

「スーパーマン」で知られる俳優クリストファー・リーブが亡くなられたそうです。 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20041011-00000204-yom-int 「スーパーマン」は、ちょうど映画にハマり始めたころに観ただけに思い出深いものがある。今観ると、けっこう…

ビルの好きな音楽

アマゾンで購入した「キル・ビルVol.2」のDVDが到着。スクリーンで観て以来、気になっていたところを、さっそくチェック…といってもたいしたことではないのですが。 ブライドが中国山中への修業に出る直前、ビルに“今度はいつ逢えるの?"と尋ねるが、それに…

アルフィー

といってもメリーアンとは何の関係もない、今月全米公開される「ALFIE」のサントラの話題。1966年の「アルフィー」のリメイクで、マイケル・ケインがオリジナルで演じたプレイボーイの主人公を、「スカイ・キャプテン」を全米ナンバーワン・ヒットに押し上げ…

カレッジチャートなんて…

明日から公開「クライモリ」のお話。 ドライブ中に迂回して山道に入った医学生が、パンクで立ち往生している若者5人と遭遇。彼らはともに助けを呼ぶために、森をさまようのだが、そこで見るからに恐ろしい殺人鬼一家と遭遇し、逃げ惑うハメになる…という「…

カーク艦長ご乱心

歌う俳優が、また一人。「スター・トレック」のカーク艦長役でおなじみのウィリアム・シャトナーがCD『HAS BEEN』(写真)を発表。1968年に一度レコードを出してるようなので、これが2枚目となる。 問題のその内容。ペン・フォールズ/BEN FOLDSが全曲プロデュ…

性転換に失敗しなかったパンクス

待望のTHE CLASH『LONDON CALLING:25TH ANIVERSARY EDITION』を購入。このアルバムはアナログでしか持っていなかったので、改めてCDで聴くと不思議な感じがする。アナログでは2枚組のアルバムも、CDではディスク一枚に収まってしまうから、レコードをひっく…

私の好きなイギリス映画 10

昨日の日記で触れたTHE CLASH周辺の映像作家ドン・レッツの作品で、唯一日本で劇場公開されているのが、1978年製作の「パンクロック・ムービー」。タイトルどおり、当時一世を風靡したパンク・ムーブメントを追跡するドキュメンタリーです。 1977年に期間限…

CLASH!

今週いよいよ国内盤がリリースされるTHE CLASH『LONDON CALLING』25周年エディション。レコード会社の公式HPでは期間限定でクリップをダウンロードできるようになっていて、ポール・シムノンがベースをたたきつけようとしている有名なあのジャケが、どのよう…

ジョン・ヒューズ作品のサントラ

昨日「恋しくて」について書いたらジョン・ヒューズ作品をあれこれ思い出したので、忘れぬうちに書き留めておこうと、思った次第です。 ジョン・ヒューズは監督、プロデューサーとして、1980年代に青春映画の傑作を多数、手がけたが、音楽ファンとしてはその…

私の好きなイギリス映画 9

ロディ・ドイルの小説『ザ・コミットメンツ』が映画化されたとき、強烈に嫉妬を感じたというスティーブン・フリアーズ監督が、負けじとドイルの原作を映画化。1993年に作られた、その映画「スナッパー」は「ザ・コミットメンツ」と同様、アイルランド庶民の…

10代のグレート・エスケープ

今日有楽町のビックカメラで思わぬ発見! なんとアンダートーンズ/UNDERTONESのDVDが! ピストルズとかクラッシュとか、その辺のDVDなら採算もとれそうだからわかるけど、よりによってアンダートーンズの国内盤DVDが出ているとは!! ありがとう、BMGファンハウ…