2005-01-01から1ヶ月間の記事一覧

オスカー大混戦

今年のアカデミー賞はマーティン・スコセッシ監督の「アビエイター」とアレキサンダー・ペイン監督「サイドウェイ」の一騎打ちかなあ…と思っていたら、本日発表された監督協会賞は、なんと御大クリント・イーストウッドの「ミリオンダラー・ベイビー」が堂々…

キャパルディさん死去

1970年代前半のロックは総じてヘビーかつダークなイメージがあり、個人的に好きなバンドは少ないけれど、トラフィックは/TRAFFICは数少ない好きなグループのひとつだった。そのドラマー、ジム・キャパルディがガンで亡くなったそうです。享年60歳。合掌。 ht…

オルタナ最前線!?

「デアデビル」のヒロインを新たに主人公に据え、ヒロイン・アクションとして作られたスピンオフ作品「エレクトラ」(5月公開)のお話し。 古来からの善と悪の対決が続いている世界。ヒロイン、エレクトラは殺し屋で、次々とある秘密を持った父娘と出会ったこ…

4月はベン月間

昨日の続きでベン・スティラーの話題ですが、ラジー賞対象作品のひとつ「ENVY」が、「スタスキー&ハッチ」とほぼ同時期の4月にDVD化される模様。「ドッジボール」の劇場公開がこの時期なので、ベンのダメっぷりを思い切り満喫できる、またとない機会かもし…

一方、ラジー賞は…

最低映画を決めるゴールデン・ラズベリー賞、通称ラジー賞の主演男優部門には、我らがベン・スティラーがノミネート。しかも5作品での演技が対象となっています…って、去年そんなに出てたのか!? 以下主演男優賞の候補者。 ベン・アフレック 「世界で一番パ…

アカデミー賞ノミネート

が発表されました。ゴールデングローブ賞で主題歌賞を受賞したミック・ジャガーの「アルフィー」提供曲は、こっちでは落選。あちゃー、残念。 これを蹴落としてノミネートされたのは以下の5曲。 『Accidentally In Love』 SHREK 2 『Al Otro Lado Del Rio』…

ライブ満載、ウィンターボトムの新作

NMEのサイトで、マイケル・ウィンターボトム監督の最新作「NINE SONGS」のトレーラーを発見。なぜNMEで???と思ったら、ウィンタボートム作品では「24アワー・パーティ・ピープル」に続いての音楽ファン必見作となっている模様。以下で観れます。 http://www.…

お父さんのための音楽

現在、全米でヒット中のファミリー向け動物映画「レーシング・ストライプス」のお話し。 農場に拾われたシマウマ君が競走馬に憧れて、奮闘するという物語。隣接する牧場のサラブレットにバカにされながらも、がんばるシマウマ君。競馬ファンとして言わせても…

勝利は一瞬、敗北はずっと…

ゴルーデングローブのドラマ部門最優秀作品賞を受賞し、アカデミー賞最有力候補とみられている鬼才マーティン・スコセッシの力作「アビエイター」を観る。 実在した実業家ハワード・ヒューズの自伝で、映画と飛行機作りに全精力を注ぎ込んだ時代をフィーチャ…

コイツがブライアンを殺した!?

先週発売のNMEを読んでいたら、今年イギリスで「THE WILD AND WYCKED WORLD OF BRIAN JONES」なる映画が公開されるとのニュースが。これは元ローリング・ストーンズのメンバーであるブライアン・ジョーンズの、謎の死に迫るドラマとなるらしい。 IMDBで検索…

君は泣き、死にたくなる

ゴールデングローブ賞で助演男・女優賞を射止めた「クローサー」について。 男女4人(ジュリア・ロバーツ、ジュード・ロウ、ナタリー・ポートマン、クライヴ・オーウェン)の恋愛のもつれを、そんなに深刻にならんでも…というほど深く掘り下げた愛憎劇で、と…

ソウルの神様

レイ・チャールズの半生にスポットを当てた伝記ドラマ「Ray/レイ」のお話。 ミュージシャンとしての立身と成功から、ドラッグ中毒を克服するまでを、幼少期の悲しい思い出をフラッシュバックさせつつ描いたもの。麻薬癖に加え、奔放な恋愛遍歴も赤裸々に…

どこが観た&聴いたような…

昨日の「ブリジット・ジョーンズの日記/きれそうな私の12か月」で、『EVERLASTING LOVE』がU2のカバーで「ヴェロニカ・ゲリン」に使われたと記したが、他にも「ブリジット〜」では、どこかで似たような使われ方をしていたような…という気にさせる楽曲が多い…

ブリジット再度暴走

「ブリジット・ジョーンズの日記」の続編「きれそうなわたしの12か月」(3月公開)を鑑賞。 前作で有能な弁護士と結ばれたブリジットの今度の悩みのタネは、彼がなかなかプロポーズしてくれないこと。彼に“まだ考えていない"とキッパリ言われたうえに、弁護士…

ルーザーのBGM

アカデミー賞有力とみられているアレクサンダー・ペイン監督の「SIDEWAYS」(春公開)は、彼の前作「ハイスクール白書」「アバウト・シュミット」にも通じる人間の情けなさをユーモアと悲哀をもって描いた秀作です。 ワイン・オタクの中年男(ポール・ジャマッ…

性悪ズーランダー

今や期待を裏切らない負け犬映画の10割バッター、ベン・スティラー主演によるのコメディー「ドッジボール」(3月公開)を観る。 買収の危機に瀕したスポーツクラブにたむろす男たちが、クラブを救うために、賞金のかかったドッジボール大会への出場を決意。買…

賞レース激化中

来月末のアカデミー賞に向けて、全米の映画賞はどんどん熱を帯びてくる。ノミネートの発表は今月下旬だが、ここまでの前哨戦の結果をみると、「アバウト・シュミット」のアレクサンダー・ペイン監督の最新作「サイドウェイズ」が一歩リード、これに続くのが…

イアン・カーティス・ムービー本格始動

かねてから噂されていた、JOY DIVISION/ジョイ・ディヴィジョンの今は亡きボーカリスト、イアン・カーティスの伝記映画の監督に、アントン・コービンが決定したそうです。詳細は以下にて。 http://www.nme.com/news/111004.htm アントン・コービンは写真家兼…

ダメ女映画の選曲

ダメ男映画があるなら、ダメ女映画だってあってもいいはずで、そんな隙間を埋めるかのようにヒットした「ブリジット・ジョーンズの日記」。来月その続編が公開されるが、いったいどんなお話になるのでしょう…。 「ブリジット・ジョーンズの日記」は、独身女…

インディー少年ハリー・ポッター

HMV銀座で今年の初音源買い。THE ROCKSなるベタな名前のバンドのファースト・アルバムを購入。昨年シングルを2枚聴いて気になっていたバンドで、タテノリのみならずグルーヴもあって、けっこう気に入りました。 同時にNMEのクリスマス号を購入。思わずじ…

正月休みのDVD鑑賞

「ショーン・オブ・ザ・デッド」鑑賞で幕を開けた2005年の映画生活。お正月はこの他に、以下のDVDを観ました。★「スキージャンプ・ペア2」 ★「鉄人28号」(アニメ) ★「スクール・オブ・ロック」 ★「グッバイ、レーニン!」 「スキージャンプ・ペア2」は前…

賀正

謹賀新年…というには遅すぎた感もありますが、ともかく今年も宜しくお願いします。 今年最初に観た映画は、DVDだけど「ショーン・オブ・ザ・デッド」(2004年10月30日の日記参照)でした。鑑賞はこれが2度目。笑う気満々だった一回目よりも冷静だったせいか、…