2004-06-01から1ヶ月間の記事一覧

ジュリーと再会

大好きな一作「トラブル・イン・マインド」のアラン・ルドルフ監督の新作…といっても2001年の映画だけど…が「セックス調査団」なるタイトルで、ようやく公開される。 1920年代パリのアーティスト・コミュニティの実話をモデルに、舞台をNYに置き替えて、セッ…

ドールズが来る!

セックス・ピストルズのリユニオン以来、どんなバンドが再結成しても簡単には驚かなくなった。しかし、これは!とビビッたのがニューヨーク・ドールズ/NEW YORK DOLLS。今年ロンドンのフェスで、モリッシー/MORRISSEYの切望により再結成が実現。そのドールズ…

選挙

マイケル・ムーアの新作「華氏911」が先週末のアメリカの興行チャートで一位になった。観ていない以上、何ともいえない部分はあるが、ブッシュ政権を痛烈に批判した、この映画はアメリカでの公開をめぐり、政治的な圧力がかけられたと聞く。政権を揺るがすレ…

多忙モードへ

あー、仕事が終わらん! というわけで、本日はネタも思いつかず…。明日の更新も、お休みさせていただきます。 目指せ、週明け復帰。 写真は今まさに聴いているTHE KILLERSの1stアルバム、『HOT FUSS』。80's風のサウンドとか言われてるけど、どこがじゃ!? …

地獄へ一直線

6月14日のコメント欄、Mocker!さんからの情報を調べてみたら、あったあった! ザ・クラッシュ/THE CLASH『LONDON CALLING:THE 25TH ANNIVERSARY EDITION』! ミック・ジョーンズ秘蔵の音源をプラスした2枚組で、アメリカ盤が9月21日に発売。そしてそして、…

ブルース爆発!

昨日に続いて、ヴィム・ヴェンダース監督のドキュメンタリー「ソウル・オブ・マン」について。 伝説のブルースマン3名の曲を劇中でプレイするのは、ニック・ケイヴ、イーグルアイ・チェリー、ガーランド・ジェフリーズ、ロス・ロボス、ボニー・レイット、ル…

魂の歌

ヴィム・ヴェンダースのブルース・ドキュメント「ソウル・オブ・マン」を、ついに観ました。 ブラインド・ウィリー・ジョンソン、スキップ・ジェームズ、J.B.ルノアーという、今は亡き伝説のブルース・ミュージシャン3人にスポットを当てたもの。ジョンソン…

マイ・ジェネレーション

ネットで調べ物をしていたら、全米でこの夏公開されるウィル・スミス主演の「I, ROBOT」の予告編に行き当たった。観てみると、ザ・フー/THE WHOの『MY GENERATION』がBGMになっている! 本編で使われるのかどうかは不明だが、ひとまず燃える。しかし、この予…

アビイ・ロードのB面

フランス映画「世界でいちばん不運で幸せな私」(9月公開予定)を観る。 男の子と女の子が始めたゲーム。それは互いに命令を出しては、それをクリアし合うというもので、彼らはこれを続けたまま大人になる。幼いころは“校長室でオシッコする”“国語の授業中に…

ロックじゃない日曜日

父の日だからといって“おとうさん、ゆっくり休んでよ"…などという思いやりを持つには、まだ幼すぎる息子と一緒に、DVDで買った「ファインディング・ニモ」を観る。“いい子にしてないと、こっち見せるぞ!”と「死霊のはらわた2」のDVDジャケで脅しつつ…。 改…

ファーザーズ・デイ

明日は父の日なんですね。子供が幼稚園で作ったというウチワをくれました。 父の日で、「ファーザーズ・デイ」なる映画を思い出した。どんなに映画が好きな人でも忘却の彼方に行っちゃってるであろう、この映画。実は、ある理由から記憶にこびりついてしまっ…

マーダー・ライド・ショー

ハードコア系ミュージシャン、ロブ・ゾンビ(凄い芸名…)の監督作「マーダー・ライド・ショー」を観る。 田舎町のクレイジーな殺人一家が、街に立ち寄った男女4人を次々と惨殺するという「悪魔のいけにえ」リスペクトな物語。キ○ガイ一家のキャラ描写に重点が…

スパイダーマン・リターンズ

さて、いよいよ「スパイダーマン2」。 音楽はどうよ!と気合いを入れるも、印象に残ったのはバカラックの『雨にぬれても』だけでした…。エンドクレジットによれば、名前に聞き覚えのある最近のバンドの曲が多いようだったけど、劇中では判別できず。かなり…

極悪ライダー

ショーン・ライダー/SHAUN RYDERのソロアルバムが出た! ピンと来ない方のために説明すると、「24アワー・パーティ・ピープル」の後半の主役となるバンド、ハッピー・マンデーズのリーダー。屋上で弟と一緒に鳩を撃ち、デモテープを人質にとったはいいがビジ…

「アメリカン・スプレンダー」に見るレココレ魂

色んなことが裏目に出て、思い通りに進まない日。こんな日もあります。ポッカリ時間が空いたので、新宿のレコード屋へ。帰り道、何一つ仕事をしないうちにレコードを買ってる自分がダメ人間に思えてくる。この次に生まれてくるときは、コレクターにだけはな…

ロンドン・コーリング!

と言っても、Clashとは何の関係もないフランス映画「好きと言えるまでの恋愛猶予」(7月下旬公開予定)の話。 舞台は1960年代なかば過ぎのフランス。スウィンギングロンドンに憧れる男の子と、ちょっと影のある女の子が出会い、惹かれあうも、すれ違って、な…

LET’S STAY TOGETHER

はてなダイアリーのトップページ、キーワード更新欄にアル・グリーンの名を見つけ、そういえば最近映画で『LET'S STAY TOGETHER』を聴いたな…と思い出したけれど、それがどの映画だったのかまでは思い出せず(「パルプ・フィクション」ではありません)。そも…

ヘルボーイ

昨日「シュレック2」について書いた際に登場した、酔っ払いアーティストふたり、トム・ウェイツとニック・ケイヴ。この二人のナンバーがそろって使われる映画をもうひとつ。アメコミの映画化「ヘルボーイ」。 ヘルボーイは、最初はナチスの妖術実験中に生ま…

シュレック2

現在全米で大ヒット中の「シュレック2」のお話。 前作でフィオナ姫と結ばれた沼地の怪物シュレックが、姫の両親の祝福を受けるため、ふたりで城へと向かうことになる。しかし、王様はシュレックの醜い容姿に不満げ。シュレックはシュレックで、“どうせ俺は怪…

ララ・クロフト!?

The Clash『Should I Stay or Should I Go』が使われている、昨日観たもうひとつの映画、アンジェリーナ・ジョリー主演のサスペンス「テイキング・ライブス」。 こちらは、ちゃんとしたレコーディングバージョンのフィーチャーでした。 殺人を犯してはその被…

Should I Stay or Should I Go?

今日観た2本の映画には、偶然にも同じ曲が使用されていた。その曲は、クラッシュ/The Clashの『Should I Stay or Should I Go』。「歌え!ジャニス・ジョプリンのように」(6月3日の日記参照)、「アメリカン・スプレンダー」「スクール・オブ・ロック」など…

大期待の一作

「ドーン・オブ・ザ・デッド」ならぬ、「ショーン・オブ・ザ・デッド/Shaun of the Dead 」なるイギリス映画が存在していた。 気になって調べてみたら、イギリスでこの春、スマッシュヒットを記録したとか。恋人との結婚もままならない電器店の店員(この主…

「モンスター」

実在した連続殺人犯である、ひとりの娼婦の破滅への道のりを描いた「モンスター」(晩夏公開)について。 恐ろしく力の入った作品。同情の余地のないケダモノのような客を殺しては、現金を奪うヒロイン。同性の恋人と一緒にいたいという一念のみで、彼女は次々…

「スパン」

LAのヤク中たちのトコトン、情けない日常を描いた「スパン」(6月下旬公開)の話。 いや、ホントに情けないほどのダメ人間ばかり。野良犬気取りさえできない、ダサい連中。停滞している生活から抜け出そうともせず、ドラッグの調合に失敗して部屋を吹き飛ばし…

さらに「歌え!ジャニス・ジョプリンのように」

またまた続きです。 T-REXの大名曲『COSMIC DANCER』が行き詰まった主人公の苦悩のシーンにかぶさるのは、なかなか効果的だった。楽曲の哀感がシークエンスにはまっていのたはもちろん、“生まれるまえから踊っていた、死んでも踊っていた”という歌詞は、人生…

「歌え!ジャニス・ジョプリンのように」その2

ロック満載のフランス映画「歌え!ジャニス・ジョプリンのように」に関するヒマネタの、昨日の続き。 映画のエンディングにフィーチャーされるのは、最近再結成され、今年のフジロックへも出演するピクシーズ/PIXIESの『WHERE IS MY MIND?』。資料によると…

「歌え!ジャニス・ジョプリンのように」

今月開催のフランス映画祭横浜で上映後、ロードショー公開される「歌え!ジャニス・ジョプリンのように」を観賞。 ロックをあつかったフランス映画はたいていダサいので、さほど期待していなかったが、これがなかなか面白い。横領発覚寸前の中年保険会社員が…

Charlatansの新譜

ディスクユニオンにてシャーラタンズ/Charlatansの新譜をアナログ盤で購入。ユニオンにしては、アナログ3500円は高いな…と思いつつも、目にしたら買わずにいられない性分だけに、即レジに持って行く。内容は期待どおりの好盤でした。どんどんソウルフルにな…