ケータイは身を助ける

gakus2004-12-20

 キム・ベイシンガー主演の「セルラー」(来年2月公開)は、「フォーン・ブース」で久々にヒットを放った脚本家ラリー・コーエンが再び電話を活かして送り出した都市型スリラー。誘拐された人妻(ベイシンガー)が助けを求めるべく、破壊された電話のワイヤーをつなげて信号を送り、それが何とか、ある青年の携帯電話につながる。この通話が途切れてしまうとヒロインは絶体絶命。そこで青年は充電切れや圏外エリアへの侵入を避けつつ、悪戦苦闘することになる。

 この映画、ロックやらハウスやら、いろいろ使われているが、ほとんど聴き覚えのない曲ばかり。ただエンド・クレジットのSONG LISTを観ていたら、G.LOVEの名が頻繁に出てきた。よく聴くと、このエンドクレジットに被さるナンバーも、G.LOVEっぽいフォーキーでリズミカルなナンバー。さらにSONG LISTの後には、わざわざSPECIAL THANKSで、G.LOVEの名が再登場。どういう貢献の仕方をしたのか、気になるところです。

 ジャケは1994年リリース、G.LOVE & SPECIAL SAUCEの1stアルバム。買った当時、あまり好きになれずに中古盤店に売ってしまった。が、今聴くとツボにはまるかも…と、「セルラー」のエンドクレジットを眺めつつ、ちょっと後悔。

セルラー [DVD]

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