ダーク・ピットのテーマ
出張時「サハラ 死の砂漠を脱出せよ」を行きの機内で観ましたが、1970年代の王道アメリカンロックがガンガンかかっていて、サウンド面だけでも快作といった感じ。主人公ダーク・ピットのヒロイックなキャラをうまく盛り立てていたと思う。
グランド・ファンクの『WE'RE AMERICAN BAND』は、もうこれ見よがしといった感じの盛り上げぶり。レイナード・スキナードの『SWEET HOME ALABAMA』、ステッペンウルフの『MAGIC CARPET RIDE』もアメリカーンな雰囲気を盛り立てる。
しかし、これらのナンバーは、発表された当時はそれなりに反体制的な要素もあった。ありきたりな言い方だが、ロック=不良の図式が明確に存在していた時期で、「あの頃ペニー・レインと」なんかを見ると、その時期の空気がよくわかる。それが健全なるヒーロー、ダーク・ピットのテーマのように扱われると、気持ち的には確かに盛り上がるのだが、どこか引っかかるところもあった。
どうでもいいけど、ダーク・ピットって中学のころに観た「レイズ・ザ・タイタニック」の主人公でもあったのね…。あの映画で覚えていることといえば、タイタニック号が海面からドドーンと顔を出すシーンだけ。それと、日本でつけたイメージソングのレコードを持っていたなあ…。
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