これも未公開か!?

　今週末から全米公開されている『MR. WOODCOCK』はコメディーで、これも定石どおりビデオスルーになりそうな内容。子供のころに散々シゴかれたバスケット・コーチ(ビリー・ボブ・ソーントン)が母親の再婚相手(スーザン・サランドン)になることを知り、それ阻止すべく奔走する青年(ショーン・ウィリアム・スコット)の悪戦苦闘を描いている。話的にバカバカしそうだし、キャスト的にもパンチに欠けるので、やはり日本公開は厳しいかな。ともあれ、予告編はバカ映画好きには確実に訴えるものがある。で、そのトレーラーです↓。

　スーザン・サランドンは同じく今週末全米公開となる、『クラッシュ』のポール・ハギス監督の新作『IN THE VALLEY OF ELAH』にも出演しているんだけど、ここではトミー・リー・ジョーンズの奥さん役。体育会鬼コーチ役が似合いそうな個性のアクターと釣り合いをとるには、これぐらい貫禄のある女優じゃないとダメなのだろう。

　ジャケはAMERICAN HI-FI、2004年リリースのアルバム『THE ART OF LOSING』。このタイトル曲が、上のトレーラーの後半でガンガン鳴っている。この曲、実は『アメリカン・パイ３』や『フォーチュン・クッキー』のような青春映画でも使われていて、さすがにこう何度も流れてくると意識しなくても印象に残ってしまう。