役に立たない名言集2010 その１

　ギリギリ、松の内。今年も宜しくお願いします！　というわけで、やはり新年一発目は恒例、妙に引っかかった昨年の映画の迷言集を。例によって、字幕や言語に忠実でない乱雑なメモからの抜粋なので正確でない可能性アリ。何卒ご了承を。

“映画もポップスも嘘ばっかり！”（『（500）日のサマー』）
　今頃気づいたか！

“自分の弱さを憎め”（『ニンジャ・アサシン』）
　毎日が自己嫌悪

“ダース・ベイダーは喘息、弱っちい”（『ファン・ボーイズ』）
　失敬だ

“愛されるより恐れられる方が幸せでは？”（『アリス・イン・ワンダーランド』）
　シュレックに聞け

“飲んだら、もう帰ってこないで”（『エクトプラズム　怨霊の棲む家』）
　こう言ってくれる人が海老蔵にいればよかったのに

“もし女の子を孕ませたら、ペニスを切り取るわよ”（『幸せの隠れ場所』）
　こんな母親なら幸せも隠れる

“母さんはレズビアンは悪と言う、でもレズビアンは私をレイプしたしりしない”（『プレシャス』）
　なんか、目からウロコ

“ポルノは社会に普及している。コーラと同じ”（『恋するポルノグラフィティ』）
　歌ってる人たちのことではありません

“昔捨てた物を今は皆で奪い合っている”（『ザ・ウォーカー』）
　レア盤の構図だね

“私は仕事中に、タックルされたりはしない”（『インビクタス　負けざる者たち』）
　普通はされません

“メールで辞職を伝えてきた”（『マイレージ、マイライフ』）
　時代ですな

“ゲイのクセにゴルフをするのか？”（『フィリップ、君を愛してる！』）
　遼君に惚れてもダメ？

“彼は地上でもっとも高価な「商品」となった”（『第９地区』）
　安いなあ、自分は…

“コイツはただの血の詰まった袋だ”（『ダレン・シャン』）
　この人も安そうだ　

“神にはなるな”（『タイタンの戦い』）
　ネットの上が関の山

“私は世界を民営化した”（『アイアンマン２』）
　この人は神だな

“人間に呆れた神は前回は洪水を起こした。今度はこれだ”（『レギオン』）
　お手柔らかに、ひとつ

“君ってモデル顔だね、角度によっては”（『ソフィーの復讐』）
　誰にでもあてはまるって

“善い者でも悪者でも楽しくない”（『かいじゅうたちのいるところ』）
　ビバ、普通の人

“歳をとると好きだったものも好きじゃなくなる”（『ハート・ロッカー』）
　2010年、いちばんシミたセリフ

　以上、上半期公開分。明日は下半期分を。ジャケは昨年サントラではもっとも聴いた『かいじゅうたちのいるところ』。