歳の差なんて…
一昨年、アメリカで賞レースにからみ、ソコソコ話題となっていた青春映画「サーティーン」が、ようやく4月に日本公開される。
ママの言うことをきく良い子だった少女が、学校一イケてる女の子に“ダサい"とバカにされたことで、お人形遊びを卒業するところまでは良かったが、過度にオシャレするようにななったうえに、きっかけを作った女の子と仲よくなり、盗みや麻薬に溺れていく。その間たった3か月。思春期には急激に変身する時期があるということは自分にも心当たりはあるが、このヒロインの場合は13歳の時期がまさにそれ。早すぎるんじゃないの…と思いつつも、現代の早熟傾向を考えると、これが今のリアルなんだろうな、という結論に落ち着いた。観ていて緊張感を感じる力作。。
現代の13歳が聴いている音楽ということで、洪水のように多種ナンバーがあふれているのだが、当然というか、ほぼすべて知らない曲。いかにもオルタナでござい…というザラついたギターのロックチューンや、ワルっぽいヒップホップが氾濫している。これだけかかかるんだから、どれか1曲ぐらい知っていそうなナンバーがあってもおかしくないのに。そんなところに歳の差を感じてしまい、ちょっと寂しくなった。
エンドクレジットを観ていたら、ダイナソーJr.とかリズ・フェアーとか、知ってる名前もあるじゃん!なぜ気づかなかったのか…。ともかく自戒の意味を含め、リズ・フェアー、1993年リリースの1stアルバム『EXILE IN GUYVILLE』のジャケを。このアルバムから『EXPLAIN IT TO ME』が使用されているが、気づかなかったのは、エロいジャケ&インナーに気をとられ、あまり聴きこんでいなかったせいかも…。
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