もはや超人
いよいよ今月末に劇場公開される『ダイ・ハード4.0』。スキンヘッドになっても年を取っても、やっぱり簡単には死なないブルース・ウィリスふんするジョン・マクレーン刑事が、サイバー・テロ集団を相手に東奔西走。飛行する戦闘機の上に飛び降りたり、ダイブしたりと、その超人ぶりを遺憾なく見せ付ける。事の発端は、サイバーテロに図らずも協力していたハッカーの青年(ジャスティン・ロング)を、ニュージャージーからワシントンに護送する任務を任されたことで、マクレーンはそのために大事件に巻き込まれる…という『16ブロック』をトコトン、スケールアップした内容。
ジャスティンは今風の若者らしく、部屋でゴスっぽい曲を聴いている。一方のウィリスはアナログ志向で、カーラジオをチューニングしつつ、CCRの「FORTUNATE SON」をセレクト。ジャスティンに“カビくさい音楽"とバカにされると、負けじとボリュームを上げる。マクレーンの勝ち気なキャラがよく表われています。
一方、マクレーンの愛娘が今回は重要な役で登場する。彼女が車の中でボーイフレンドとキスをしているシーンでは、SUBWAYS『ROCK'N' ROLL QUEEN』がバリバリと聞こえてきた。そのバリバリの中、突然マクレーンが現れて娘を叱るが、きっちり言い返すあたりはDNAのなせる技か。そんな彼女の勝ち気なキャラが、後半にも生きていてニヤリとさせる。
ジャケはどっちにしようか迷ったが、若ぶってSUBWAYSにしておきます。これは2005年リリースのシングル。
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