ミューズつれづれ

gakus2010-01-12

 武道館でMUSE来日公演を見る。すっかり大物の貫禄が身に付いたなあ。堂々としていて、鳴らすべき音をきっちり鳴らす。ニュー・アルバム収録の”UNITED STATES OF EURASIA”は最初に耳にした時にQUEENみたいと思ったが、こういうドラマチックな曲もビシッとキメる。映画『ハイテンション』を見て以来、凄みを増して聴こえる”NEW BORN"も生で聴くと鳥肌が立つ。良いライブでした。

 そういえば昨年は、映画の中でもミューズの曲をちょくちょく耳にした。『7つの贈り物』では”FEELING GOOD"がブルージーな雰囲気を煽っていたし、DVDで見た『サウスランド・テイルズ』でも"BLACKOUT"が印象的に使われていた。『トワイライト/初恋』の超人野球シーンでの"SUPERMASSIVE BLACKHOLE”も忘れられないし、未見だがその続編『ニュームーン』でもMUSEの曲が使われているらしい。楽曲自体がドラマチックだから、映画との相性も良いのだろう。

 『トワイライト』シリーズの”ミューズ”といえばヒロイン、クリスティン・スチュワート。新作は70年代のロックファンには懐かしいガールズ・バンド、ザ・ランナウェイズの伝記映画『THE RUNAWAYS』で、彼女はジョーン・ジェット姐御を演じるという。ボーカルのシェリー・カーリー役にはダコタ・ファニング。さらにギタリストのリタ・フォード役にはロブ・ゾンビ版『ハロウィン』シリーズのヒロイン、スカウト・テイラー・コンプトンという、なんともそそる布陣。ガーター姿のダコタがチラッと拝めるトレーラーは↓こちら。

 ジャケはMUSE、2001年リリース"FEELING GOOD"のシングル盤。今回のライブではやらなかったな…。この曲はニナ・シモンのカバーだが、このオリジナル曲を今年公開が予定されている某SF映画で最近、耳にした。これについては後日、改めて触れようと思います。