踊るスパイディ
昨日ブルース・キャンベルについてふれたけど、それで思い出したのが『スパイダーマン3』。GW進行の波に押し流され、この映画について書くことをすっかり忘れておりました…。
ストーリーについてはここではふれないが、前作でバート・バカラックを使ったファニーなオールド・スタイルの選曲は健在。というかやり過ぎでは…。チャビー・チェッカーの『THE TWIST』に合わせてMJとハリーがキッチンでツイストを踊るシーンは、笑っていいのやら。さらに、ダークサイドに支配されたピーターがJAMES BROWN『PEOPLE GET UP AND DRIVE YOUR FUNKY SOUL』に乗って闊歩するシーンは、なんか気まずかったなあ。トビー。マグワイア、リズム感なさすぎ。実はこの曲、あまり聴きこんでなかったので最初に見たときはJBとは気づず、人から指摘されて知ったんだけど、このビジュアルと一緒では気づかないのもやむなし…と自己弁護。まあ、こんなハズシ方によるユーモアが、このシリーズの持ち味でもあるんだけど。
で、YOU TUBEでこのシーンのトビーのダンス下手を証明する映像を発見↓。これはリハーサル映像でしょうか。
一方、例によってロック最前線から集められたインスパイア盤からは、ほとんど認識できる曲はナシ。申し訳程度にエンドクレジットで、SNOW PATROL〜THE KILLERS〜JETが立て続けにかかる程度でした。これで若い層にアピールできるのか!?
個人的には、やはり泣けた、この映画。ピーターのアパートの大家の娘、やっぱいい娘じゃん!…と思ったのは自分だけではないようで、ここ2、3日“スパイダーマン"“大家の娘"の検索語でこのブログにやってくる方が結構いらっしゃいます。
ジャケはJB『Slaughter's Big Rip-Off』、1973年リリースの同名映画のサントラ。トビーを踊らす『PEOPLE GET UP AND DRIVE YOUR FUNKY SOUL』はこのアルバムに収録。
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