踊るスパイディ

gakus2007-05-05

 昨日ブルース・キャンベルについてふれたけど、それで思い出したのが『スパイダーマン3』。GW進行の波に押し流され、この映画について書くことをすっかり忘れておりました…。

 ストーリーについてはここではふれないが、前作でバート・バカラックを使ったファニーなオールド・スタイルの選曲は健在。というかやり過ぎでは…。チャビー・チェッカーの『THE TWIST』に合わせてMJとハリーがキッチンでツイストを踊るシーンは、笑っていいのやら。さらに、ダークサイドに支配されたピーターがJAMES BROWN『PEOPLE GET UP AND DRIVE YOUR FUNKY SOUL』に乗って闊歩するシーンは、なんか気まずかったなあ。トビー。マグワイア、リズム感なさすぎ。実はこの曲、あまり聴きこんでなかったので最初に見たときはJBとは気づず、人から指摘されて知ったんだけど、このビジュアルと一緒では気づかないのもやむなし…と自己弁護。まあ、こんなハズシ方によるユーモアが、このシリーズの持ち味でもあるんだけど。

 で、YOU TUBEでこのシーンのトビーのダンス下手を証明する映像を発見↓。これはリハーサル映像でしょうか。

 

 一方、例によってロック最前線から集められたインスパイア盤からは、ほとんど認識できる曲はナシ。申し訳程度にエンドクレジットで、SNOW PATROLTHE KILLERS〜JETが立て続けにかかる程度でした。これで若い層にアピールできるのか!?

 個人的には、やはり泣けた、この映画。ピーターのアパートの大家の娘、やっぱいい娘じゃん!…と思ったのは自分だけではないようで、ここ2、3日“スパイダーマン"“大家の娘"の検索語でこのブログにやってくる方が結構いらっしゃいます。

 ジャケはJB『Slaughter's Big Rip-Off』、1973年リリースの同名映画のサントラ。トビーを踊らす『PEOPLE GET UP AND DRIVE YOUR FUNKY SOUL』はこのアルバムに収録。