Charlatansの新譜
ディスクユニオンにてシャーラタンズ/Charlatansの新譜をアナログ盤で購入。ユニオンにしては、アナログ3500円は高いな…と思いつつも、目にしたら買わずにいられない性分だけに、即レジに持って行く。内容は期待どおりの好盤でした。どんどんソウルフルになっていくな、このバンドは。
シャーラタンズの音楽が使われた映画で、すぐに思い出せるのは「トゥエンティフォー・セブン」。無目的な日々を送っていた不良少年たちが、ボクシングを習うことで、少しずつ日々の燃焼を学んでいく。イギリス映画らしい庶民感覚が生きて、少年たちに自分を重ねやすい好編でした。もっとも、この映画が公開されたときには、もはや少年と呼べない歳だったけれど…。
それでもシャーラタンズの『ノース・カントリー・ボーイ』は、この映画に出てくる垢ぬけない少年像に、うまくハマっているうえに、個人的なノスタルジーをくすぐるには十分だった。この歌の詞のような北国育ちのカッペ少年だったからなあ…。燃焼しきれない田舎のガキは、“ここではないどこか”に突き抜けたいという欲求が強い。そういう感情をリアルに思い出させてくれた「トゥエンティフォー・セブン」。とても好きな映画です。
同作の監督シェーン・メドウズの新作「家族のかたち」が7月に公開される。これは家庭持ちとなった今の自分にシンクロしそうで、楽しみ。
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