ヒーローになる時
昨日断念した「アメリカン・パイ3/アメリカン・ウェディング」を観ました。
パイでオ○ニーしていたダメ少年のジム君も無事、大学を卒業して、恋人にプロポーズ。めでたく結ばれることになるが、エッチ大好きの悪友スティッフラーが呼びもしないのにしゃしゃり出てきて、花嫁の妹にモーションをかけようとしたことから、結婚式の雲行きが怪しくなる…。
このシリーズのお約束どおり、ギャグは下ネタ満載で、冒頭のプロポーズシーンからパンツずり下ろしギャグで早々に笑わせてくれる。とりわけ“歩く性欲”と揶揄される新郎の友人スティッフラー君(ショーン・ウィリアム・スコット)は飛ばし過ぎ。バチェラー・パーティでの悪乗りはまだしも、犬のウ○コを食べるハメになったり、図らずもばあさんとヤってしまい“グランド・マザー・ファッカー”と呼ばれたり。珍しく女性にバラを送ると、花嫁に“サルが初めて道具を使ったのを見るのと同じぐらい感動的"と言われる始末…いい味出してます。そんな品のない笑いが充満しているものの、青春映画の基本であるロマンスとフレンドシップは外さず、今回もそれなりの爽やかさを残す。
モダンロック満載も、このシリーズの定石で、今回もサム41、グッド・シャーロット、シュガーカルト等の勢いのあるナンバーが登場。個人的に印象に残ったのは、リバティーンズ/THE LIBERTINESの『TIME FOR HEROES』で、結婚前夜に式の準備をぶち壊しかけたスティッフラー君が名誉挽回とばかりに“男"を上げるシーンで延々フィーチャーされる。多くの勢いのあるナンバーが、ギャグのテンポアップのために使われているのに対して、この曲はそういう意味では感情を盛り上げるためのフィーチャー。好きな曲だけに2割増しでグッとくる。
写真はシングル盤の『TIME FOR HEROES』。LIBERTINESは相変わらずメンバー間のゴタゴタが続いているようだけど、2ndアルバムは来月無事に発表されるようです。
昨日の日記に記した『LAID』のカバーは知らないアーティストでした。あとで調べます。
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