今日見つけた謎のレコード
渋谷のディスクユニオンで、“何じゃ、こりゃ!?”と思わず口に出そうになった7インチ・レコードがコレ→。タイトルは『I HIRED A CONTRACT KILLER』。アキ・カウリスマキ監督の映画「コントラクト・キラー」のことで、出演している故ジョー・ストラマーが劇中で演奏した曲が、ここに収められている(ちなみにこれは裏ジャケで、表面は主演のジャン=ピエール・レオーのスチールが使われています)。
A面の『BURNING LIGHTS』は劇中、パブでボンゴ・プレイヤーをバックにジョーが歌っていた曲。写真はそのシーンです。B面にはエンディングで使用された『AFRO-CUBAN BE-BOP』を収録。こちらのクレジットはJOE STRUMMER & THE ASTRO-PHYSICIANSとなっている。
最初は本編から落とした海賊盤か!?とも思ったが、聴いてみると音は悪いものの、映画のセリフや効果音は、まったく重なっていない。レコード会社はVILLEALFA FILM PRODUCTIONという聞きなれないところで、生産国のクレジットもなし。正規盤か否か、判断に迷うところである。とにかく、サントラ盤が発売されていたなんて聞いたこともない映画だから、謎は多い。情報求む。
それはともかく、聴いてみるとジョーの歌声がリラックス感と脱力感の中間をうまく抜けていて、気持ちよい。久しぶりに、「コントラクト・キラー」を見直したくなりました。
そういえばザ・クラッシュ/THE CLASH『LONDON CALLING』25周年記念盤、そろそろ出るころか…。
- 出版社/メーカー: アップリンク
- 発売日: 2002/05/24
- メディア: DVD
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