マドンナの夫は何を?

gakus2004-11-09

 イギリスで「LAYER CAKE」なる映画が公開され、人気を博している。これは同名小説を映画化したギャング映画で、足を洗いたいコカイン・ディーラーが、ボスの鶴の一声で騒動に巻き込まれるものらしい。

 監督は、これが初演出作となるマシュー・ヴォーンで、「ナポレオン・ソロ」でおなじみのロバート・ヴォーンの息子。最近では「ロック・ストック&トゥー・スモーキング・バレルズ」「スナッチ」「スウェプト・アウェイ」などのガイ・リッチー作品のプロデューサーとして知られている。

 しかし、本来ならガイ・リッチーが撮ってもおかしくないような内容なのに、なぜマシュー・ヴォーンが? この人、「ロック・ストック〜」の宣伝で来日した際に、“ガイ・リッチーが次代のタランティーノになることは容易に想像できる”と言っていたほどなのに…。マドンナの夫君として尻に敷かれ、フヌケてしまったリッチーに見切りをつけたのか…と邪推してしまうのは私だけ!?

それはともかく、公式サイトはこちら。予告も観れます。
 http://www.sonypictures.co.uk/movies/layercake/

 「LAYER CAKE」のサントラは、「スナッチ」等と同様に、新旧複合ジャンルのナンバーがセレクトされている。XTCやらザ・カルト/THE CULTやら、懐かしい名前があるのが嬉しい。カルトは20年前、UKインディ・チャートでナンバーワンの座をキープし続けていた『SHE SELLS SANCTUARY』の起用。ジャケは、これを収録した1985年のアルバム『LOVE』です。最近リマスター&紙ジャケで再発された模様。