どこが観た&聴いたような…

gakus2005-01-14

 昨日の「ブリジット・ジョーンズの日記/きれそうな私の12か月」で、『EVERLASTING LOVE』がU2のカバーで「ヴェロニカ・ゲリン」に使われたと記したが、他にも「ブリジット〜」では、どこかで似たような使われ方をしていたような…という気にさせる楽曲が多い。

 例えばアレサ・フランクリンの『THINK』は、「ブルース・ブラザース」でご本人が歌っているをはじめ、さまざまな映画で使用されている。「ブリジット…」一作目では、1月7日の日記に記したとおり、同じアレサの『RESPECT』が使われていて、ちょっと混乱。また、本編中の最後にマーヴィン・ゲイの『LET'S GET IT ON』がかかるが、「ハイ・フィデリティ」のエンディングも確かそうだった。タイでブリジットがマジックマッシュルームでトンじゃうシーンにプライマル・スクリームの『LOADED』…というのも、定石どおりというか。プライマルなんて、どの映画でもドラッグでトンでるシーンばっか…。

 ワーキングタイトルの作品は音楽の使い方が上手いし、今回も的は外していないと思うが、斬新さに欠けるのは寂しい気もする。ストレートであることが悪いと言っているのではありません、念のため。ただ、もう少し意外性のある選曲があってもいいのではないか、と。ヒュー・グラントといいムードになってしまうシーンで10CCの『I'M NOT IN LOVE』がかかったところで、当たり前過ぎて逆にシラケちゃうだよなあ…ヒューを“愛してない"とはいえ。

 ジャケはジャンキー・ブリジットのテーマ『LOADED』収録のプライマル・スクリーム1991年リリース、言わずと知れたクラブ定番『SCREAMADELICA』。なんだかんだ言いましたが、正直に白状すると、この曲のイントロが劇中で鳴ったとき、思わず吹き出しました…。