gakus2005-02-20



★CD『CITY』CLIENT


 先週購入。本国イギリスでのリリースは昨秋ですが、国内盤がようやくリリースされました。しかし、ライナーもペラペラの小さい紙一枚だし、安い米国輸入盤を買った方がよかったかな…とちょっと後悔。

 もとい、CLIENTはデペッシュ・モードのメンバーが設立したレーベル、TOAST HAWAIIに所属する女性二人組で、師匠筋と同様のエレクトロポップ。これが2枚目のアルバムとなる。どこかのサイトで、メンバーのうち一人はダブスターのボーカリストだったと書かれていた気がしたけれど確認とれず。2人の名はClient AとClient Bという素っ気無さ。

 デペッシュほどダークではなく、むしろメロディアスで明るい部類に入る。シンセ・アレンジは無機質だが、切ないフレーズが随所に顔を覗かせ、ひっかかりを残す。そこに乗っかったボーカルに、ヒンヤリとしたエロディシズムを感じさせるのがグッドです。妙なフェチ心をくすぐられるな。

 カール・バラーが参加したシングル曲『PORNOGRAPHY』はもちろん、ピーター・ドハーティ参加の『DOWN TO THE UNDERGROUND』も収録されているので、LIBERTINESのファンも必聴。何を歌っているのかはよくわからないが、きっとインテリジェンスあふれる歌詞なんでしょう。と思えば、シングルのカップリングでビリー・アイドルのカバーをやってたり、とらえどころのないお嬢様方。こういうのにハマると、ヤベーんだよな…。

City

City