ウーマンズ・ワーク

gakus2005-04-07

 「デアデビル」「エレクトラ」のジェニファー・ガーナー出世作となったTVドラマ「エイリアス・二重スパイの女」にハマリそうな予感。

 SD6なる諜報機関に所属する女スパイ、エイリアスが婚約者を殺されたことから、自組織の実態を知り、CIAにその情報を売って二重スパイとして暗躍する…という物語。諜報機関にしてはたやすい暗殺が派手になったりなど、リアリティの部分で何だかなあ…と思わせる部分はあるにはある。個人的には、こういう点が目につくと冷めてしまい、見続けるのがキツくなって自然に観なくなってしまうことが多く、あの「24」でさえ第一話を観たきり。そもそも連ドラを最終回まで観るなんてこと自体、「ツイン・ピークス」までさかのぼらないとないかも。

 じゃあなぜハマりそうかというと、ジェニファー・ガーナーのコスプレ・アクションにつきる。メイド姿、ミニのボディコン、民族衣装などなど、露出度高めの官能美とともに繰り出される格闘術のカタルシス…と言えば聞こえはいいけど、単純にエロいのがいいというだけです、はい…。話はこっちの方がシリアスだが、「チャーリーズ・エンジェル」の世界に近いなーと思う。そんなエロオヤジの視点で観ているうちに、不仲だった父親と、ちょっと心が通じ合ったりして、ドラマ的にも面白くなってきた。まだ2話しか観ていないが、しばらく観続けたいと思わせる内容でした。

 この「エイリアス」、MTVばりに音楽をフィーチャーしたシーンが多いが、第二話ではケイト・ブッシュ/KATE BUSHの『THIS WOMAN'S WORK』が使われていて、任務を終えて帰宅し、気が抜けたようになっているヒロインの姿にうまい具合に重なっていた。ジャケは、この曲を収録したケイト・ブッシュ、1989年のアルバム『THE SENSUAL WORLD』。

エイリアス ~2重スパイの女 シーズン1 DVD COMPLETE BOX

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