混沌とどまらず

gakus2005-05-09

 このブログを始めてから一年が経過。日記すら続けられないのに、ここまで続いたのは好きなことをダラダラと書いてるというのもあるけれど、やはり見てくれている人がいるからでしょう。ともかく、感謝。

 今日の発見。フジロックへの出演決定したニュー・オーダー/NEW ORDERのオフィシャル・サイトを見ていたら、小さな驚きと大きな驚きに遭遇した。小さな驚きは、1983年にリリースされてシングル『CONFUSION』が、その後、4度もリミックスされてシングルとして発表されていたこと。ニュー・オーダーは好きなバンドなので、チェックしていたつもりだったが、レコ屋でも見かけたことないし…甘かった。

 それは置いといて、大きな驚きの方。1995年にリリースされた3度目の『CONFUSION』のリミックスだが、実は知らないうちに何度も耳にしていた。現在シリーズ最新作が劇場公開されている「ブレイド」の冒頭、血のシャワーが降るヴァンパイアのクラブで流れていたのが、それであるという。「ブレイド」は何度も観てるのが、あの曲に関しては“騒々しいテクノがかかってるなあ"ぐらいの印象しかなかった。で、改めて見直してみたら…これのどこが『CONFUSION』なんだ??? しかし、確かにエンドクレジットでは“PERFORMED by New Order"の文字がある。リミックスだとしたら、もはや原型をとどめていない。

 シングルはさすがに、もう手に入らないだろうと思ったら、1995年に発売されたニュー・オーダーのリミックス集『THE REST OF NEW ORDER』(写真)に、このバージョンが収録されていた。このアルバム、あらかた過去のシングルに収録されていたリミックスだろうと思い、リリース当時はスルーしていたが、買ってみたら、このアルバム・オンリーのリミックスも入っていて得した気分。で、問題の10分以上におよぶ『CONFUSION』だが、確かに「ブレイド」のあの曲である。歌詞らしきものもデジタル・ノイズの狭間で聞こえてくるのだが、これがバーニーの歌声かどうかもわからないぐらい処理されていた。

 こんなのでもNEW ORDERとクレジットされるとは。飲み屋で枝豆頼んだらビーノが出てきた…というほうがまだマシである。

 今後もこんなオタク的ネタが多々出てくるとは思いますが、呆れずお付き合いのほどを。

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