夏のベン
「ドッジボール」が公開中、「スタスキー&ハッチ」「隣のリッチマン」もレンタル中のベン・スティラーだが、今年はまだまだ出演作が観られる! というわけで、7月公開の「おまけつき新婚生活」のお話。
若夫婦が購入した念願のマイホームは、階上に老婆が住んでいる二世帯住宅。新居の喜びのつかの間、大家となった彼らは、この老婆に振り回される。ベンとドリュー・バリモアが受難の夫婦にふんして、ひたすら悪戦苦闘するという、納得の展開。
アダム・サンドラーの映画と並び、ベン・スティラーの主演作には、やたらと80'sの音楽ネタ・ギャグが多い。「ズーランダー」でデビッド・ボウイの登場シーンのためだけに『LET'S DANCE』を起用し、いかにもMTV的なシーンでワム!の曲を流したり。とにかく、目より先に耳が笑いをとらえてしまう。そんな聴覚的ギャグが、この映画にも2か所ほどある。スパンダー・バレエの『TRUE』と、マーヴィン・ゲイの『SEXUAL HEALING』。後者はイントロが耳に飛び込んできた途端に大爆笑してしまった。どんなシーンかは、とりあえず内緒…。
ジャケはマーヴィン・ゲイ、1982年の復活作となった『SEXUAL HEALING』収録の『MIDNIGHT LOVE』。実質的な遺作でもある。
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