ラスト・イヤーズ

gakus2006-02-06

 昨年10月25日の日記で伝記映画の主人公にしてほしいアーティストに名前を挙げたマーヴィン・ゲイ/MARVINE GAYEの映画が、本当に製作されることに! ソースはこちら→ http://www.nme.com/news/marvin-gaye/22142

 マーヴィンを演じるのは、大ヒットミュージカル『RENT』のオリジナルキャストで、この春日本公開される映画版にも出演したジェシー・L・マーティン。この映画版でも歌っていたが、確かに良い声をしているので適役といえば適役。しかし、タイトルの「SEXUAL HEALING」って、知らない人が聞いたらポルノだと思ってしまうんじゃないか…。

 映画の内容は晩年に焦点を当てているらしい。どの辺からかはわからないが、モータウン社長の姉であった妻との離婚、その慰謝料代わりとなったアルバム『HERE,MY DEAR』の製作、モータウンを離れた後の国外逃亡、お定まりのドラッグ中毒、『SEXUAL HEALING』の大ヒットによる復活、モータウン25周年を祝うイベントでの神がかり的パフォーマンス、そして父親に撃たれての死…といった具合に、最後の数年だけでもドラマチックなネタには事欠かない。いったいどんな映画になるのか、楽しみである。

 ジャケは1976年リリースの『I WANT YOU』。タイトル曲は最近、ジム・ジャームッシュの「ブロークン・フラワーズ」でも使われていました。