劇場では見られない その２

　昨日の２編の他にも、日本の映画館でかからないままビデオスルーになるコメディーが続出している。リンジー・ローハン主演の『JUST MY LUCK』は『ラッキー・ガール』の邦題で来年１月にソフト化が決定。この辺はまだしも、全米興行チャートでナンバーワンになったジェーン・フォンダとジェニファー・ロペスの共演作『MONSTERS IN LAW』(邦題『ウェディング宣言』…１月発売)、ヴィスン・ヴォーンとジェニファー・アニストン共演の『THE BREAK-UP』(邦題『ハニーvs.ダーリン　２年目の駆け引き』…３月発売）までもが日本では映画館で見られないのだから、アメリカン・コメディの置かれた状況は厳しいとしかいいようがない。そしてそしてウィル・フェレルの『TALLADEGA NIGHTS』も案の定、ビデオスルー決定だと…。

　今年の映画界は邦高洋低と言われ、日本映画バブルが膨らんでいるけれど、そのとばっちりがこういうところに出てしまったのだろうか。来年はハリウッドの巻き返しを切に望みます。

　ジャケは『ラッキー・ガール』のキス・シーンで流れていたROYKSOPP、『ONLY THIS MOMENT』を収めた2005年のアルバム『THE UNDERSTANDING』。

　『JUST MY LUCK』についてのエントリーはこちら
『THE BREAK-UP』のついてのエントリーはこちら

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