ストレーンジ!

gakus2008-02-09

 CSをつけっぱなしにしていたら、懐かしい『ロストボーイ』をついつい最後まで観てしまった…。久しぶりに観たけど、やっぱり面白れー。

 田舎町にある母の実家に引っ越すことになった少年が、不良少年然(リーダーは「24」でおなじみのキーファー・サザーランド)としたバンパイア軍団に戦いを挑む…というお話。アップテンポの展開、ジョエル・シュマッチャー(シュマッカーとかシューマカーとか言われるより、こっちの呼び名の方が80's世代としてはピッタリくる)の粘着質の演出が醸し出す不気味さ、ガキ共の勇み足のユーモアなど、改めてみると見どころも多い。当時子役として人気を博したコリー・ハイムが主人公を演じ、やはり当時の子役スター、コリー・フェルドマン(『スタンド・バイ・ミー』)が、ともにバンパイアと戦う少年を演じているのだが、彼らの服装がいかにも80年代的で、今見るとダサ微笑ましい。

 で、この映画といえば、やはりオープニングとエンディングにフィーチャーされるエコー&ザ・バニーメンの“PEOPLE ARE STRANGE"。ご存じのとおり、ドアーズのカバー。“あんたがヨソ者なら、周囲の人間は奇妙に見える”という歌詞はやたらと不安感を煽る。曲調も物寂しげだし、この手のスリラーには合うことを再確認。

 ジャケはもちろん、この曲を収録したECHO & THE BUNNYMEN、英国盤12インチシングル、1987年リリース。

 そしてなんと、今年『ロストボーイ』の続編がアメリカで公開される。DVDスルーらしいが、コリー・フェルドマンは前作と同じ役で出演するというから、ちょっと気になる。

おまけ↓
2006年に再会したダブル・コリー、左がハイムで右がフェルドマン。Whatever happened to Corey Haim!?