ぶっ飛び
先週末全米興行チャートで初登場1位となったSFアクション『ジャンパー』(3月公開)のお話。
目にした場所なら世界の何処へでも瞬間移動できる人々、通称ジャンパー。そんな能力に目覚めた青年(ヘイデン・クリステンセン)が、ジャンパーを狩る狂信的一派と戦いを繰り広げる…という物語。ニューヨークに住み、朝食はパリ、夜遊びはロンドン、東京ではドライブもする、そんな主人公のめまぐるしい移動の連続が楽しい。話はとにかくアップテンポで、小難しいことを考える間もなく楽しめる。敵役のサミュエル・L・ジャクソンとヘイデンのバトルは『スター・ウォーズ エピソード?』を連想させ、勝手に燃えた!
『ボーン・アイデンティティー』のダグ・リーマンが監督を務めているせいか、エンディングもMOBYによる『ボーン…』シリーズのテーマ曲をほうふつさせずにおかないほどグルーヴィー。その曲はシャーラタンズの“BLACK AND BLUE EYES”。イギリスのアーティストから選曲してくるのは、ダグ・リーマンの趣味なのか。本作では、その編からの選曲も目立つが、それについてはまた後日。
ジャケは2006年UKリリース、THE CHARLATANSの、そのシングル。
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