ダニエルさんmade in China

gakus2010-04-04

昨日の夜、ジャッキー・チェンがやってきた
一緒にビリヤードをして、つるんだよ
ミスター・ミヤギとX−MENもそこにいたんだぜ
彼がフー・マンチューの友達なんてヘンな話だ
しかも君を知ってるってさ
ダニエルさんは台湾製
カモン、ジャッキー・チェン

 来日間近ということで、我が家のターンテーブルでは久々にASH『1977』が乗りっぱなしになってるんだけど、上記の歌詞を含む大名曲"KUNG-FU"を聴いていて、ふと思った。これって今夏公開の『ベスト・キッド』のリメイクを予言していたなあ、と。どうでもいいんだけど。

 言うまでもなく”ダニエルさん”はオリジナル『ベスト・キッド』の主人公で、ミスター・ミヤギはその師匠。今夏のリメイクでは、ジャッキー・チェンがこのミヤギさんに相当するマスターを演じる。今回の舞台は北京で、主人公の男の子はウィル・スミスの息子ジェイデンが演じるらしいから、さすがにプールバーには行かないだろう。

 日本の宣伝担当の方の話によれば、オリジナルよりもエモーショナルでグッとくるとのこと。となれば、フー・マンチューX-MENも出てこないに違いないが、それでも同じ歌の中でジャッキーと『ベスト・キッド』が15年も前に"共演"していたなんて、ちょっとオモロい話じゃないか。というわけで、以下リメイク版のトレーラー。

 ”カラテとカンフーを一緒にしていいのか?”というツッコミもあろうが、オリジナルを見ている人ならば、このトレーラーのラストに思わず吹き出してしまうはず。ジャッキーが弟子をシゴく逆『酔拳』みたいなシーンも、なんだか感慨深いものがある。

 ジャケはアッシュ、1995年リリースのアルバム『1977』。カンフー映画マニアのオタク心をくすぐる"KUNG-FU"は、後にジャッキーの『レッド・ブロンクス』米国公開版の主題歌となった。
↓おまけ…『レッド・ブロンクス』米国公開版、おなじみNGシーン満載のエンドクレジット