ドノヴァン再び

gakus2004-05-19

ライター、T氏と試写の後に偶然お会いしたので、お茶することに。その場で、たまたまガス・ヴァン・サント監督作「誘う女」が話題に上がったことからドノヴァンを思い出したので、昨日に引き続き、この人の話題。

 「誘う女」のエンディングでフィーチャーされる『SEASON OF THE WITCH』はドノヴァン、1966年のヒット曲。ニコール・キッドマン扮する悪女像は、“魔女の季節”というタイトルどおりで、曲の怪しいげな雰囲気もエンディングにハマっていた。そういえば、古くはジョージ・A・ロメロもそのものズバリ、「SEASON OF THE WITCH(邦題は確か「悪魔の儀式」)」なる映画を撮っていたっけ。

 「I SHOT ANDY WARHOL」では、ウォーホルを撃ったヒロインのBGMのように、この曲(ルナ/LUNAのカバー)が登場…といった具合に、今や悪女映画の定番ソングと化した感がある。実はここ1、2年のうち、もう一作、この曲がエンディングにフィーチャーされた映画を観た記憶があるのだが、それが何だったか思い出せない。心当たりのある方、ぜひ教えてください。気にし出したら、眠れなくなっちゃいました…。

 写真はルナ、1999年のアルバム『THE DAYS OF OUR NIGHTS』。滋味深い、このバンドがカバーに選ぶ曲は、ドノヴァンやらセルジュ・ゲンズブールやら枯れた味わいがあるが、ここでは何とガンズ・アンド・ローゼズの『SWEET CHILD O'MINE』をピックアップ。このカバー、いつ聴いても脱力する…。